一番茶のお茶刈り (その1)

 6月6日(土)、ゼミ生4人で「お茶刈り」の作業をしてきました。
 雨が降ったら茶農家さんも茶畑での作業をしません。前日は雨だったので、天気が心配でしたが、なんとか持ち直してくれました。
 朝7時7分に稲荷駅を出発し、眠い目をこすりながら、8時38分に月ケ瀬口駅に到着。
 今朝も木野さんが軽トラで駅に迎えに来てくださいました!
 

 まずは、茶摘み犬「はる」にご挨拶です。
 はる「今日は女の子が担当なんだね。よろしくね〜! りさちゃん 赤い長靴かわいいね〜。いくよちゃん、八女茶の里の出身なんだ〜。今日はてん茶のネットはがしの作業がメインだよ。乗用型摘採機で『お茶刈り』もやってみてね」。
 

 まるで「黒いカマボコ」です(笑)。このネットをはずしていきます。

 まずは、お茶の木につけられているクリップをはずしていきます。

 そのあと、3人1組(巻き取り棒でくるくる巻く人、それを補助する人、先に進んでネットを巻き取りやすくする人)になってネットを巻き取っていきます。

 お茶の樹にからみついたツルがあったら、取り除いていきます。

 最初は、ネットをはずすと出てくるトカゲや虫に「キャー キャー」言ってましたが、午後になったらへっちゃらになりました。

 ネットをはずし終わったところから、木野さんが乗用型摘採機で茶葉を刈りとっていきます。みごとなハンドルさばきで、細いあぜ道を進んでいきます。

 刈り取った茶葉は、後ろの袋にたまっていきます。

 僕たちも乗用型摘採機を運転させてもらいました! この機械、「ななこ」っていう名前なんですね(笑)。静岡県の落合刃物工業という専門メーカーが製作しています。業界シェアトップの企業さんです。

 レバーを操作して、前進、バック、旋回を切り替えます。

 乗用型摘採機の価格は高級車なみです! 

 摘採機の茶葉袋をはずして、軽トラのところまで運びます。とにかく重いです!

 茶葉を、畑からてん茶工場に軽トラで運びます。

 刈り取った茶葉です。そのままにしておくと発酵をしてしまいますので、素早く生葉コンテナに移します。コンテナの底からは、水で冷やされた冷風が出てきます。
 そして、蒸し機にかけます。この工程を「蒸熱」といいます。「蒸熱」は、酸化酵素の働きを止めたり、茶葉の青臭みをとり除くために行われます。

 茶葉をコンテナから降ろし、床下のコンベアに乗せていきます。茶葉は蒸し器へと運ばれます。
 木野さんによると、「蒸しかげんが味・香り・水色を決める。葉の硬さによって、蒸気の量やあて方を調節するのがポイント」だそうです。
 機械化が進んでも、熟練の技がふんだんに活かされています。


 「お茶刈り」の作業の一端を担当をしてみて、「かなり機械化されてきたとはいえ、その前後の工程にぼうだいな作業があって、お茶づくりはとても手間のかかる仕事だ」ということが身にしみてわかりました。