「雫」のマーケティング戦略 (実践編)

 「雫」の販売促進策として、3回のゼミ生の販売班は、以下のような取組をしています。考えていることは他にもあるのですが、実際に何らかの形で動き出していることを中心に書きます。
 (1) 「雫」を京都の観光ネットワークの中に組み込む
 東西本願寺門前町周辺に立地する旅館・ホテルを訪問し、「雫を観光客のおもてなし用に使っていただけないか」とお願いしています。
 ゼミ内で話し合っている際には「老舗旅館は、馴染みの調達先をスイッチできないのでは」という不安もありましたが、先日、ある旅館のご主人・女将さんが「とても美味しい」「長期滞在者むけのプレゼントに最適」とおっしゃってくださって、「雫」をご注文いただきました(感涙)!! ありがとうございました!!
 旅館は、団体客の減少に苦しんでいるところも多いですが、他方では、京町屋旅館をはじめ京都の旅館には外国人もたくさん宿泊していますし、外国人対応を強化している旅館も増えてきています。
 私たちも、外国人向けの販売も徐々に考えていけるようになりたいです。今後、まずは英語や中国語でアンケート調査をする必要があると考えていますが、その手始めに(練習の意味でも)、まず龍谷大学に在籍する世界各地からの留学生への「雫」PR・試飲会を構想しています。

 (2) 「雫」を名実ともに「大学オリジナル茶」に育てる
 ぜひ学生にも飲んでもらい、宇治茶の良さを知ってもらいたいです。現在、龍大生協本部と交渉して、地下食堂で学生向けに「雫セット」をメニュー化できないかを検討しています。
 その際、食堂に設置してある「無料のお茶タンク」が私たちの最大のライバルです(笑)。
 「ペット茶にはお金を支払うが、リーフ茶はタダ」という「すりこみ」をいかに変えることができるか、「学生食堂という日常空間の中で、非日常的な時間と空間をいかに創出できるか」、そして学生の食生活の貧困化への対策が難問です。

 (3) そして、密かに... 
 「お寺de宇治茶」の試飲会イベントをこっそりと構想しています。
 期間限定で築地本願寺の境内で実施された"Cafe de Shinran"や、神谷町オープンテラス(光明寺)ほどの規模ではないにせよ、お寺をオープンカフェ化したり茶会を開催することで、お寺を「墓参りや葬式の場」だけではなく、昔のようにオープンな「庶民の癒しの場・コミュニティの場」にできないかをひそかに模索・検討しています。
 11月1日付の本願寺新報に「雫」の記事を掲載していただきましたので、宗門校の強みを活かして、お寺との「対話」を始められたら、と願っております。

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 どれもこれも短期間で成果がでるようなものではないことは重々承知の上です。長期的な観点からの取り組みが必要です。
 そこで、上記のプランを作りこんでいくためにも、多くの専門家の方々と連携する必要があります。
 で、今後、以下のような行動を予定しています。

・4日(水)に、市内の某ホテルの企画担当者にお会いし、「雫」の活用をお願いしてきます。

・6日(金)に、京都府の観光課を訪問し、「雫」を京都の観光ネットワークの中に組み込む可能生を模索します。

・10日(火)には、(有)京都旅企画の滑田社長にゼミにお越しいただき、観光面での同社とのコラボレーションの可能性を模索します。
 「旅館・ホテル・料亭とのタイアップ企画」、「茶懐石企画」、「茶道体験+『雫』企画」、「茶農家体験ツアー企画」のつくり方を中心にご教示いただきます。(ゼミは大学の教室でやりますんで、座席にまだ余裕があります。オープンゼミにしますので参加希望の方はご連絡ください!)

・15日(日)に、NPO法人あいらぶKYOTO NPO法人南山城村茶ECOプロジェクト主催の「きものde宇治茶フェスタ in 宇治―源氏物語の世界へ―」(宇治茶会館)に参加し、茶ECOさんと連携して、「雫」のPR・販売を実施します。
 「きもので宇治茶を味わいたい人」とはどんなプロフィールをもつ人間達なのかをじっくり観察・学習して(笑)、今後のマーケティング戦略の策定に活かします。

・23日(月・祝)に南山城村の「村いきいき祭り」に参加し、茶ECOさんと連携して、「雫」のPR・販売を実施します。多くの村の方々に「雫」の存在を知ってもらいたいと考えています。
 また、これは村・製造班の担当ですが、「雫」の生産ネットワークに参加していただける南山城村の茶農家さんを増やしていきたいです。めざせ 地域内経済循環 !

 どこかで見かけたら、ぜひお声がけください!!