京都旅企画の滑田社長をお招きして

 11月10日(火)の3回生ゼミは、(有)京都旅企画の滑田教夫社長におこしいただき、観光面での同社とのコラボレーションの可能性を話し合いました。
 2回生も6名参加してくれました。

 今後、「雫」の強み×南山城村・茶業の強み×京都旅企画の強みを活かして、観光商品を本格的に企画・立案していきます。
 私たちの「抹茶入り煎茶 雫」の強みとは、煎じつめると、
(1)宇治煎茶の主産地・南山城村の茶農家さんと連携していること、その茶農家さんが「茶エコ・スタイル(お茶のあるライフスタイル)」を提唱していること、
(2)京都の茶道文化の伝統を継承する美好園さんと連携していること、
の2点に集約されるのではないかと考えています。


 この「強み」を活かして、生産者と消費者との距離を縮めることを究極目標に、
(1)京都市内での観光プランの中に、「茶道文化」・「茶エコ・スタイル」の演出のもと「南山城村産・宇治茶」を組み込む、
(2)南山城村でのグリーン・ツーリズムプランで、「雫を購入する」→「村を訪れる」→「茶農家と交流する」...と体験・共感を深化させる、
などを企画していけたらいいなと考えています。
 現在までのところ、「新茶」「冷茶」「茶懐石」「野点」「着物」「お茶の間(あるいはOCHANOMA)」などが今後検討すべき重要なキーワードだと思っています。



 滑田社長いわく、観光の商品化で大切なことは、
(1)「非日常的な体験とそれによる感動を、一つの物語をもって提供すること」、
(2)「ほんまもん体験と言えども、面白くなければ商品にはならないこと」、
(3)「ターゲットをきちんと設定すること。それがなければ単なるアイデアにとどまる。京都観光の場合、女性や外国人客は重要なポイント」。男性か女性か/どの年齢層か/団体客か個人客か/日本人か外国人か(アジア・米国・EU等)/どの所得階層か、
(4)「十分に時間をかけて企画を練ること。でも出発点が間違っていると時間をかけても無駄になる」、
だそうです。
 どれもとても難しいことです。

 「出発点を間違えないようにする」ためには、私たちの連携パートナーやホテル・旅館側のニーズ・意図をきちんと汲み取って「翻訳」できるかどうかが大切だと考えます。
 一言で言うと、「独りよがりにならない」「相手の立場にたって考える」ということだと思います。
 モノに例えると、伊達ゼミが「万能プラグ」のような存在になれればいいなと思います。コンセントの形の違い、電流の強さの違いを超えて、二つをうまく接合させて「シナジー効果」を発揮させる媒介になれたらいいなと思います。