スリランカ紅茶プランテーション訪問記 (3)

 京都はまだまだ暑苦しい毎日が続いています。お湯を沸かすのも うっとうしく感じます。
 そこで、
 「フェアトレード・ウバ紅茶『光』はアイスティーにしても美味しい !!」
ということをアピールさせていただきます !
 前日の夜に、
 1. なんとか天然水、もしくは浄水器の水を適当な容器にいれる
 2. ティーバックをお好みの数だけいれる
 3. 冷蔵庫で冷やす
 翌朝には美味しいアイスティーのできあがり ! とても簡単です ! 
 細かいことにはこだわらない「男のアイスティー」ですね(笑)。



 さて、グリーンフィールド農園の報告の続きです。
 スタディツアーの主催者・NPO法人JIPPOは、このグリーンフィールド農園をカウンターパートナーとして、フェアトレード事業を展開しています。


 グリーンフィールド農園の看板です。
 この農園は、FLO(国際フェアトレードラベル機構)という国際機関の認証を受けています。
 労働条件・居住・児童労働などの様々な基準を満たしており、「フェアトレード・プレミアム」(割増金)は、労働者のコミュニティへの投資等に使われています。

 また、様々な国の機関から、「オーガニック」の認証も受けています。

【託児所】 

 農園の労働者のための託児所です。
 フェアトレード紅茶の売上代金の一部で建てられました。


 布袋が吊り下げられています。
 よーく見ると、袋の中には、なんと!! 子供が入っています。



【集会所】

 労働者が使う「文化ホール」(集会所)に向かいます。

 この文化ホールもフェアトレード紅茶の売上代金の一部で建てられました。

 ヒンズー教式の結婚式ができるように、祭壇も置かれています。




【未解決の課題】
 今のフェアトレードで解決していない問題があることも知りました。
 その一つは、労働者の住宅問題です。

 今回、グリーンフィールド農園の周辺に住んでいる農園労働者のお宅を何軒か訪問しました。
 農園労働者の住宅は、政府から与えられた住宅なので、勝手に改修することができないそうです。
 そのため、かなり長い間補修されず、屋根のトタンがさびてたり、朽ちていたり、私たちの目から見ると、まさに「ボロボロの長家」です。
 「フェアトレードの割増金をもっと個々の労働者の居住状況改善に使えるようにできないか」と思うのですが、かといって、個々の労働者にお金を渡すだけでは、実際に住宅改善に使われるかどうかは定かではありません。最悪のケースでは、酒代に消えてしまうこともありえます。
 JIPPOさんも、様々な打開策を練って地元との話し合いを進めてきたのですが、この問題の解決はそう簡単ではないようです。
 私達は、最初、「FLOの認証を受けているのだから労働者の居住環境は良好なんだろう」と勝手に思い込んでいたのですが、問題は山積みであることを初めて知りました。

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 次に、JIPPO & 本願寺「たすけあい運動募金」によるハプタレー地区幼稚園支援事業の成果をご紹介します。

 JIPPOは、2009年度事業として、グリーンフィールド茶園の近くにあるハプタレー市立幼稚園の園舎増築・改修工事を進めてきました。
 この幼稚園は近くの農園や村から60人ほどの園児が通っており、シンハラ人、タミル人の区別や仏教、ヒンドゥー教、イスラム教の区別なく、ほとんどが貧しい家庭の子どもたちです。
 園舎が手狭になり、子どもたちのためのトイレや手洗い場、遊具も不備な状態であったため、JIPPOでは半年かけて地域の方々と工事を行ってきました。
 また、教育の質の向上を図るため、ハプタレー地区の各幼稚園教員を集めた教員研修も行いました。
 今回のスタディツアーで、この市立幼稚園を訪問し、園舎の完成を祝うとともに、教員や子どもたちと交流してきました。


まずは、わかりやすいものから。

【遊具】



 ちょっと乗りすぎ !(笑)




【トイレの改修・整備】

 園舎の中です。



 これは職員用です。


【オープン・スペースの増築】
 増築されたステージです。
 グラウンド側から「お遊戯発表会」などの催し物を見ることができるようになりました。
 当日、完成を祝うセレモニーが盛大に行われました。

 園児たちです。


 私たちも式典に参加させていただきました。


 園児たちに文房具の贈呈。


幼稚園教諭研修】
 研修修了証の授与式の様子です。


 記念撮影です。

 最後に関係者全員で記念撮影です。

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 式典終了後、ハプタレー市長さんに、友好の証として、『光』と『雫』を贈呈させていただきました。

 ドンが和歌山弁で趣旨説明してます(笑)。
 「え〜、私たちは龍谷大学の学生で...え〜...この『雫』は京都の南山城村の茶農家と一緒に...、え〜」

 それを現地コーディネーターの方に通訳してもらいます。

 不安げなドン
 「しまった。肝心なことを言い忘れた....」
 「通じたかな ? .....」

 「とにかく飲んでみてください」(笑)



【番外編】
 園児たちとの交流の様子


 けん玉の技を披露します。

 尊敬のまなざし ?

 ユキ「飛行機、折ったげようか」
 園児「飛行機は知ってるから、ツルを折って」




 続く。