2011年 摘採作業スタート

 5月6日(金)、3回生ゼミ7名で、南山城村の木野製茶園にて、今年の摘採作業スタートさせました。
 今日の作業は、てん茶の畑に寒冷紗をかける作業です。
 3回生、茶畑デビューしました!


 「かぶせ」と言われるこの作業の期間によって、茶は煎茶から抹茶までさまざまな茶に変わります。
 全くかぶせを行わないのが「露地煎茶」、14日未満が「煎茶」と呼ばれ、20日未満で「かぶせ茶」、それ以上は「玉露」。芽が出た状態からかぶせっぱなしのものを「てん茶(抹茶の原料)」といいます。
 今日、西口さんさんとかぶせをしていたのは「てん茶」です。煎茶に比べて手間がかかる分、単価が高い。
 この日の作業は、長さ40メートルの茶畑を24本。普段は西口さん一人でされていると思うと、茶栽培の手間がわかる。もちろん畑はここだけではない。
 西口さんのほうから話しかけていただいたので、とても話やすく、いろいろなことを教えていただきました。

 ●「茶畑のごみ取りから始まって、休憩を挟んで茶畑にシートをかける作業、草取りをさせてもらいました。
 茶畑のゴミ取りやネットがけの作業はとても地味なもので、みんなでやったからこそそんなにきつい仕事ではなかったものの、茶農家の人たちだけでこれだけたくさんの畑を手入れし続けていくのは大変なことだと思いました。
 ゴミ取りの時に初めて一番茶を見ましたが、触ってみると下の茶畑に比べて葉がとても柔らかく、色もとても綺麗なグリーンでした。
 ここまで綺麗に育っているからこそ美味しいお茶ができるのだろう、と実感しました。
 今回は初日で、茶農家さんの仕事が、単なる茶摘みだけではなく、その裏側が分かるとてもいい経験ができたと思います。茶摘みをするのがさらに楽しみになりました。」(Oさん)



 ●「初日の私は、肉体労働者として作業することだけで満足していた。
 机に座ってては学べないことを現地に行き、地域の方々とコミュニケーションを取ることが大切だったのにも関わらず、それをできなかったことは非常に悔しいので、14日に参加した時には、前回聞けなかった分まで地域の方々に話を聞きたいと思いました。」(Tくん)



 ●「今回の作業はネット掛けを中心にした。木野さんや西口さんのご指導のおかげで、スムーズに作業ができた。
 軽トラの助手席に乗せてもらっている時に、西口さんはこんなことを話されていた。
 『茶摘みを通してでしか、学生さんとの繋がりも持てないので、この出会いは貴重なもの。地域で過疎化が続く中で、このような茶摘みを通して人と人とが繋がり合えばいいなと思う』。
 軽トラの助手席での時間はとても貴重な時間だった。
 茶摘みはただ摘むのではなく、人と人が結びつく場なのではないだろうか。
 これは地域間でも同じことが言え、コミュニケーションの場を作ることはその地域の独自の発展に繋がると私は考える。
 雫が3年目を迎えるなかで、今後必要となってくることは『つながり』。
 いかにお茶で人々が結びつき、さらなる発展を模索していけるかが今後の重要な課題だ。
 繋ぎ手・パイプ役に我々はならなくてはいけない。」(Yくん)


 ●「初めに茶畑の上に落ちた笹を取ったり、よけいなゴミをとる作業でした。
 その後、ネットかけでした。ネットかけのポイントは、ネットを重ねすぎると芽が出なくなるということでした。
 木野さんや西口さんはとても暖かい人でした。
 私はまだ茶摘みをしていないので、14日の茶摘みにも行きます。」(Mさん)



 ●「この日は午前中ひたすらネットかけをしました。
 このネットかけをする意味は、てん茶を旨く甘くさせるためにしているということでした。
 ネットかけは、二人一組になってお茶の木の上を転がしていくもので、左右のバランスを考えながら二人で息を合わせないと難しいものでした。
 とてもしんどくて大変な作業でしたが、おいしいお茶を作るために頑張らないといけないという思いがあったので、頑張りました。」(kくん)