寒冷紗をかぶせる

 5月7日(土)、今日も、木野製茶園にて、てん茶の畑に寒冷紗をかける作業をしました。
 3回生ゼミ生6名が参加しました。

 ●「想像以上に茶畑は広かった。
 一日中、茶畑にネットを被せる作業だったのですが、太陽光を遮り、わざとお茶にストレスをかけることで甘みが増す。
 摘採の際にはネットを外してしまう。本当に根気のいる作業で、お茶づくりはとても手間がかかっていることを知りました。
 次は14日に茶摘み初体験をしてきます。
 ストレスを溜めて甘みの増したお茶が見た目に変化があるのかどうかも非常に楽しみです。」(Yくん)

 ●「おいしいお茶をつくるために、ただ単にいい肥料をあげたり、いい時期に茶葉を摘むだけではだめで、一工夫しなければならないと感じた。
 ネットをかけるのは茶葉にストレスを与えて茶のまろやかさを増やすため。こういった工夫がいい茶葉を作る秘訣なのだと思った。
 ネットをかけるにもコツがあり、ネットのつなぎ目の部分が長すぎると、ネットが2重になり、茶葉を圧迫しすぎて、逆に茶葉の成長を止めてしまう。
 微妙なことではあったが、こういうところが茶葉の生育に影響を与えてしまうと思うと、自然と作業が丁寧になった。
 この日は楽しみにしていた茶摘みができなかったが、茶葉を育てる上での貴重なプロセスを見ることができ、たいへん勉強になった。」(Mくん)


 ●「その広さに驚かされました。
 一面、緑が続いていて、テレビで見た景色だったので感動しました。
 そして、自分たちがこのような立派な場所でお手伝いをさせてもらうと考えたら、とても光栄なことだ。
 『龍大生に手伝ってもらってよかった』と思って頂けるよう努力しようと気合いが入りました。
 まず最初に、茶畑の中に生えているワラビなどを抜く作業をしました。
 初めはなかなか根っこから抜けず苦労しましたが、西口さんのアドバイスを聞いてからは簡単にきれいに抜けてよかったです。
 次は、ネット掛けの作業をさせてもらいました。
 『今年は寒い日が続いて、茶葉があまり伸びてない』
 とのこと。
 ネット掛けの作業はとても難しく、とてもおおざっぱな自分にとっては不安でしたが、お手伝いに来ている茶エコPJの河内さんのアドバイスを聞きながらやると、とてもスムーズにいき楽しかったです。
 まだ茶を摘んでないので、摘む際はまた色々なことを教わって、力になれるように頑張りたいです。」(Yくん)



 ●「茶の樹の上にネットを被せると、日光が遮断されお茶の甘味が増える。
 また、茶畑の間の電信柱の上で回ってるファンは、霜が降りるのを防ぐもの。
 あまりにものどかで時間がゆっくり流れるので、老後は茶畑もいいかなと思いました。
 でも、茶農家さんの色々な事情(儲けがなくてもお茶を出品し続けるなど)を聞いて、甘くないなと感じました。」(Tくん)


 ●「ネットは、新芽を折らないように優しく置き、ネット端についてあるハサミで茶の枝と固定する。
 しっかり止めないと風でネットがずれ、茶葉を傷つけてしまう。放っておくと焦げたようなあとが残ってしまう。
 この日は茶エコPJの河内さんと長浜のNさんとの作業。
 Nさんは出身が鹿児島で、昔やっていた茶の仕事をもう一度したいと考え、土日だけ木野さんの家でアルバイトをしている方。このNさんも茶畑に魅力を感じ、仕事とは別にこの活動をされている。
 この茶畑の魅力を体感するだけでなく伝えるのもゼミの1つの役割。」(Oくん)