茶畑活動日誌 (5月25日)

 5月25日(金)、活動7回目☆
 朝から雨がぱらぱら降っていて、活動はあるかなと心配だったが、小雨だったので作業をすることができた。
 女性陣は、最初にてん茶工場を見せてもらった。
 煎茶工場とは違い、締め切っていて中に入るととても暑かった。
 まず、摘採された生葉を投入しそこから蒸機へと送られる。

 蒸機の温度は約200度あるそうだ。
 近づいてみると熱気がすごく、蒸気がもくもく上がっていた。

 次に、蒸した茶葉を冷却する工程。
 
 茶葉が蚊帳状の機械の中で送風により、空中に飛んでいた。
 その後、冷却された葉が乾燥を繰り返し行うことで、てん茶が完成する。
 今回は、冷却する作業までしか見れなかったので、その後の乾燥工程はまた見学したいと思う。

 次に車で場所を移動し、ネット掛け作業をした。
 小雨だったので、快晴の時の作業よりピンを枝に挟むのが滑って難しかった。
 金曜日のメンバーは大体固定なので、ネット掛けも何度も経験している人が多く、作業もすばやく終わることができた。

 小休憩をはさみ、龍大の茶畑の近くの茶の樹にもネットを掛けた。
 場所によって茶の樹の大きさや幅が違うので、なかなか難しいが、茶の樹のためにもやりがいのある作業だ。

 昼休憩時に広島でお茶屋さんとカフェをしているYさんとお話をした。
 お茶を作る工程を勉強するために南山城村を訪れたそうだ。
 Yさんのカフェでは、私達が構想しているほんまもんのカプチーノを作っている。
  ++企業秘密につき省略++
 様々なことにチャレンジしているYさんのお話を聞けて、新たな発想をもらえたので、とても勉強になった。

 午後からは、前回にワラビ抜きをした茶畑のネット掛け作業をした。
 前回、茶畑の上から見えているワラビをほとんど取ったつもりだったが、抜け切れてなかったものや新たに生えてきていたものもあったため、ワラビを抜きながらの作業となった。
 この茶畑ですべての茶畑のネット掛け作業が終わった。
◎感想
 今回の活動では、前々から見たかったてん茶工場の蚊帳状の冷却機械を見ることができた。
 実際に見てみると、とても大きく、本当に茶葉が空中を舞っていて、冷却するためにこのような機械があるのは凄いと思った。
 また、Yさんの経営しているカフェのメニューを見せてもらったのだが、どれも美味しそうで、広島に行ってみたくなった。
 そして、今回の作業でネット掛けは終わりのようなので、また次回の作業が何をするのか楽しみだ。
 田頭茶舗のホームページ http://www.yuicha.jp/cafe/
(文責:宗)

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 5月25日、ゼミ生6名(男4名、女2名)で作業を行った。
本日の天気は、午前中に雨が降っていた。
当日、私は寝坊してしまい、30分遅れで木野さんのお宅に到着した。
その時、男性陣はすでに茶畑の方へ向かい、ネット作業をしていた。
遅れてしまったので、茶畑まで送り迎えで、木野さんに二度手間をかけてしまい、とても申し訳なく思い反省している。
木野さんが、迎えに来てくれるまでの時間、女性陣は碾茶工場の見学をさせてもらった。
初めに、奥様が、何をする機械なのかを簡単に説明してくださり、「あとは自由に見ていていいよ」といってくださった。




 まず、碾茶は、生の葉を200度で蒸す。
 そして、滴を落とし(荒乾燥)、それを更に乾燥させる(本乾燥)そうだ。
 時間の関係から私達が見学させていただいたのはここまで。
 実際は、この後に、選別して、煉り乾燥させる。
 以前に、抹茶工場を訪れたときに、担当者の方が、
 「碾茶は、うちで、硬い葉や古葉、茎、葉脈を取り除き、5㎜角に切りそろえている」
 といっておられたように、選別以降の作業は、木野さんのところではなく抹茶工場のところで行われている。
 今回、木野さんに、「碾茶を乾燥させるのに、煎茶用の乾燥機ではなぜだめなのか」を聞き忘れたので、次回にでも聞いてみたいと思う。
 ちなみに、『日本茶検定 公式テキスト』には、
 「碾茶の荒茶完成までの所要時間は煎茶の約3分の1」
と書いてあったので、蒸す温度(蒸し方)、残す水分の量などがポイントなどではないかと思うので、それも合わせて聞いてみたいと思う。


 次に、茶畑での作業について。今回は、男女ともにネットかけの作業。
 茶畑に到着するまでに、木野さんに「ネットの色は、黒色と白色でどう違うのですか?」と聞いてみた。すると、「白は光を反射するので、茶樹の気温をあげない。二番茶のときに好まれる」そうだ。
 効果については、「あまり大差ない」と言っておられた。
 でも、「二番茶のときに好まれる」ということは、何か違いがあると思ったので、私なりに仮説を立ててみると、被覆栽培の目的は、遮光することと保温することなので、保温の効果の違いなのかもしれない。
 保温すると、霜を防ぎ、かつ摘採時期を早めることができるという。
 二番茶は、摘採時期を早める必要はないということなのかもしれない。
 また、以前に、お茶を育てるときに被覆をすると、直かけだと特に茶樹が弱ってしまうと聞いた。
 だから、玉露碾茶の場合、被覆をしたら、一番茶を収穫後、刈ってしまう。
 本来は一番茶しか摘まないそうだ。
 木野さんのところでは、この方法を煎茶にもつかっている。
 「二番茶にいい」とはどういうことだろう。これについても、次回、聞いてみたいと思う。

 本日の作業は、ネット掛け。
 私は、今回初めて、ネット掛け作業をした。
 他のメンバーをみていると、作業にだいぶ慣れてきたのか、テキパキとスムーズにネットを掛けていて、一緒に作業をしていたNさんも、「みんな早いなぁ」と言っておられて、すごいなと感じた。
 私も遅れをとるわけにはいかないので、ゼミ生やNさんに聞きながら、真剣に取り組んだ。
 ネットを掛けるときは、まず、掛け始めのところで、あとから茶樹がはみ出ることがないように、十分ネットをとっておくこと。

 そして、最初の2か所ずつ(+それに垂直な辺も)をしっかり固定してから、転がして掛けていく。
 茶畑は基本的に斜面での作業で、場所によっては、茶樹の幅が狭いので、茶樹を傷つけないように十分気をつけた。
 途中、茶樹にツルやワラビを発見したら、茶樹に栄養がいくようにしっかり根っこから抜いておく。
 そうして、一番下までネットを転がしていったら、上に登りながら洗濯ばさみを奥の枝にとめていく。
 この動作がふくらはぎに結構きていた。
 だが、緑だった茶畑が作業後に真黒になるのは、どこか達成感があった。

 お昼休憩のとき、広島から来られた田頭茶店のY夫妻と一緒にご飯を食べ、お茶トークをした。
 奥様は、カフェ(http://www.yuicha.jp/cafe/)をされているそうだ。
 会話はここから展開し、「シアトル系抹茶カプチーノは可能か」という話になった。
      ++企業秘密につき省略++

 茶畑に行き始めてから、早くも1カ月がたった。
 作業もどんどん慣れていき、茶畑にくることで「お茶を知る楽しみ」を覚え、意欲的になることができたと思う。
 最近では、「きてくれたから助かった」といってもらえるようになり、嬉しい。
 これからも積極的に茶畑に行き、お茶の成長を見守りながら、感謝の気持ちを忘れずに取り組んで行きたいと思う。

 余談ですが、以前木野さんは、「ゼミ生の名前をなかなか覚えられない」と言っておられたのですが、今日、下の名前を読んでもらえるようになって、名前を覚えてもらったことがとてもうれしかった。
 これからもがんばって作業に励もうと思います。
(文責:永井)


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 この日の天気はあいにくの雨。
 雨天時には作業は中止になると前に聞いていたので、どうなるか微妙な天気であったが、予報では降り続ける雨ではないとのことだったので、作業は行われた。

 活動も7回目を向かえ、ネットかけも慣れ、作業も楽々とこなせるようになった。
 しかし、雨に濡れながらのネットかけは体力を奪い、また塗れているので滑りやすく、いつもよりやりにくく感じた。

 去年茶農家をやめてしまった人の茶畑にもネットかけを行った。
 「やっていても儲からない事が理由でやめてしまう人が多い」とのこと。
 Nさんから「最近はやめる人が多くなった。あそこに見える茶畑の人ももうすぐやめるだろう」と話を聞き、南山城村が抱える茶農家の数の減少という問題をこの目で見た気がした。

 この日でネットかけの作業はすべて終わりとのことで、自分たちの手で作業を終わらすことが出来て嬉しかった。

 昼休憩時、広島から来ているという吉長さん達とお昼を共にし、少しお話を伺った。
 広島でカフェをされており、お茶の勉強をしに木野製茶園に来ているそうだ。
 お店のメニューにも「抹茶ラテ」と「焙じ茶ラテ」があり、抹茶は茶筅で点てているという。(田頭茶舗http://www.yuicha.jp/cafe/
 ++企業秘密につき省略++
 これからの活動において、色々と参考になるかもしれない。

◎感想
 お茶の話をして、楽しいと思うことは今まででは考えられなかったことだが、作業をしお茶のことを知っていくうちに、お茶の話を楽しく思えるようになっていたことに驚いた。
 木野さんが以前おっしゃっていた「お茶の話で盛り上がる」ということが少しわかったような気がした。
 今回でネットかけの作業が終わったので、次回どの様な作業をするのか楽しみだ。
(文責:田辺)
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 4回目の活動内容を報告します。
 5月25日の朝は残念ながら雨でした。
 電車からの南山城村の景色は薄く曇っていて、視界が悪かったです。
 そんな天気でも「おはようさん」と笑顔で木野さんは迎えに来て頂いているのだから、雨であろうと、今日も頑張ろうという気持ちが更に増しました
 降りしきる雨の中、カッパのズボンをはいて茶畑の中に入りネットをかける作業の開始です。
 曇った世界の茶畑とお茶の葉を滑る雨水が幻想的でした。
 「冷たっ!」
 思わず下を見ると雨水が長靴に入ってきていました。
 雨の日の注意点としては、
 ・長靴に覆いかぶさるようにカッパのズボンを履き、下部に備えついてあるチャックを閉めると雨水の浸入を防げる、
 ・斜面の茶畑は水はけが良いが、雨の日は滑りやすいため、長靴は必須であること、
 ・男子はナイロンのパーカ付の上着があると、濡れるのを最小限に抑えられること(替えの上着があると尚更よい)。
 以上の点に気を付ければ、雨でも十分活動はできた。

 ネットかけは来るたびにやっていたため、雨でも慣れた手付きで出来たので、「成長したな」と自分を少しほめてやりたい。
 次回はネットかけ以外の作業も是非やってみたいです。
 ちなみに午前中にネットかけをした茶畑は昨年お茶の栽培をやめた方の茶畑でした。

 お昼御飯の時に広島で茶カフェを開いているYさんという方とお会いしました。
 お茶の勉強をするために夫婦で京都に来ているそうだ。
 時間があまりなく詳しくお話を聞けませんでしたが、名刺を頂いたので、またお会いできたら良いなと思っています。
(文責:岡嶋)
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 5月25日は女性2名、男性4名の計6名のゼミ生で木野さんの元を訪れた。
 当日はネット掛けの終わっていない2か所の茶畑のネット掛けを主に行った。


 雨が降っており、カッパを着用しての作業だった。
 この日は広島のカフェを経営されている二名の方が作業を見学に来られていて、お話をすることができた。
++企業秘密につき省略++
◎感想
 今回で二度目のネット掛けを行ったが、前回よりスムーズに行うことができた。
 今度はネットの巻き取りもしてみたい。
 今回、お茶の関係者の方と話してみて、今後、より多くの方々のお話を聞かせていただき知識を身に付けていく必要があると感じた。
(文責:有光)


 5月25日の木野製茶園での作業、そして広島からお越しになっていた田頭茶店のYさんご夫妻との懇談の内容を報告します。

 作業は午前、午後ともに茶畑でのネットかけ作業でした。
 雨が降っていましたが、人数が多かったこともあり作業は比較的早く終わりました。
 今回作業した場所は、茶農家を辞めた方の茶畑だそうだ。広大な茶畑がひろがっていました。
 この、「刈られない茶畑」を見ていると、前回聞いた南山城村の現状の話が思い出されました。
 このように、年々茶農家がいなくなっていく。
 これを食い止めるためにも、我々は『魔法の粉』を使い、地域産業の活性化の手助けをしなくてはとおもった。

○Yさんご夫妻との懇談
 広島の田頭茶店は、『和カフェ』や茶の販売を行なっている会社で、お二人は、茶の買い付けをしに京都に来て、その流れでお茶を作っている木野製茶園にお越しになったそうだ。
 昼食の時間にお話しをする時間があったので、いろいろお聞きした。
 中でも興味深かったのが、『Yui Tea シアトル店』。
 Yさんがおっしゃるには、
「外国人は苦い日本茶は飲めない、というのは昔の話で、今は日本人が飲むような濃さの日本茶も受け入れられている」
とのこと。

○感想
 実際にシアトルで日本茶を広めている方がこんなに身近にいることに驚いた。
 ぜひ次は代表取締役のYさんにお話しをお聞きしたいと思った。
 田頭茶店HP http://www.yuicha.jp/

 南山城村に行くたびにこの村の現状を聞くことができる。
 そのたびに何とかしなければという気持ちが強くなっていく。
(文責:寺本)