近江八幡 日牟禮ヴィレッジ クラブハリエ

 5月29日(火)、3回生2名と4回生1名の計3名で「近江八幡日牟禮ヴィレッジのクラブハリエ」を訪れた。
 カフェに入ると、ショーケースに入れられたケーキがおいしそうに並んでいた。
 その奥のガラスの扉で仕切られたところに厨房があった。(ちなみに、小川珈琲さんは仕切りがなく、アートを描いている様子を近くで見ることができた。)

 席についた。
 ガーデンが見える場所で、ゆったりできる空間。
 さっそく注文をする。
 今回はちがいを見て味わうために、3種類注文することにした。

ちがいが分かるように、すべてホットで注文。

 カフェラテ

 カプチーノ

 カフェモカ

 泡のキメ細かさ、色の濃さ、泡の厚みもそれぞれちがう。

 アートを描きやすくする(くっきりさせる)ためには、泡がキメ細かく、色が濃いほうがよい。

 カプチーノとラテのちがいについて、今回、「世界ラテアートチャンピオンシップ2010」で優勝した村山春奈さんに伺ってみると、まず、「泡の厚みがちがう」そうだ。
 カプチーノは、1㎝くらいの泡の厚みがあり、ラテはうっすらとした泡がのっかっているというイメージ。
 カプチーノのほうが、ラテよりも、エスプレッソの味の濃そうな、苦そうな香りがしていた。
 味は、ラテはちょっと苦くて、カプチーノはまずエスプレッソの味がきて次にミルクの味がきた。
 苦味は、カプチーノのほうが強いような気がした。
 村山さんに聞いてみると、「まぜることで苦味が薄れていく」とのこと。
 まぜると、ラテもカフェモカも口当たりが近いものになる。
 また、「ミルクの泡で口当たりが変わる」そうなので、私たちが試作品をつくるときは、その点に注意したい。


 私たちがCLUB HARIEに訪れたときは午前10時過ぎだったが、次々と人が入り、平日の昼前にも関わらず、たくさんの人が訪れていた。


 店員さんも忙しそうにしており、お話が聞けるのか心配していたが、村山さんは私たちのために時間をつくってくださった。
 質問内容を大きくまとめると、
 「カフェラテとカプチーノのちがいはなにか」
 「抹茶カプチーノはどうやってつくるのか」
 「粉末スティック『泡立つ 宇治抹茶カプチーノ』でアートはできるのか」
 「粉末スティック『泡立つ 宇治抹茶カプチーノ』はカプチーノと呼べるのか」。
 *****以下、企業秘密につき省略*******
(文責:永井)



 あいにくの雨模様であったが、近江八幡神宮内には多くの観光客がいて、クラブハリエのカフェにもすでにお客さんがいた。
 カフェに入ると、ワールドラテアートチャンピオンシップ優勝の村山さんがすでにいらっしゃり、席までご案内してくださった。
 早速、私たちは村山さんの本を取り出し、
「ファンです」、
「後でお話を聞かせてほしいのですが」
と伝えると、村山さんは快諾してくださった。
 私たちが注文したカプチーノ、カフェモカ、カフェラテを淹れてくださった。
 下の写真の上からカプチーノ、カフェモカ、カフェラテ。



 村山さんがラテアートをしているところは奥の厨房で、残念ながら見ることはできなかったが、まずこの3つを見て驚いたのが、カフェモカでもラテアートができるということである。
 かわいらしい熊のアートが描かれていた。
 私たち3人は、それぞれを味わった。
 カプチーノは、一口目に以前飲んだ小川コーヒーの大澤さんのカプチーノよりも苦味を感じたが、その後すぐにクリーミーなミルクが口の中に入ってきて、砂糖を入れずともこのミルクのほんのりとした甘みだけで飲んでいけた。
 また、カプチーノの泡の大きさは、非常に小さく、厚みのしっかりとした泡がエスプレッソの液体の上に乗っていた。
 今回も、泡はなかなかなくならず、最後までほとんどアートは崩れなかった。
 カフェモカは、このカプチーノにココアを加えたもののようで、カプチーノに比べると甘く、より飲みやすく感じた。
 カフェラテは、ほとんど液体の上に泡は乗っておらず、エスプレッソはミルクと完全に混ざっていて、一番ミルクの味を感じるものであった。
 しばらくすると、村山さんが席に来てくださり、お話を伺った。
 「カプチーノを飲んだとき、一口目に苦味を強く感じたのは何故でしょうか」
と質問すると、
 「カプチーノの泡とエスプレッソのクレマが境目になって混ざっていないので、飲んだときにエスプレッソがまず口に入り、その後ミルクの泡が入っていくため、エスプレッソの苦味をまず感じる」
とおっしゃっていた。

 村山さんからいただいたアドバイスは下記のとおり。
 「エスプレッソ以外の液体でも、スチームミルクの泡さえしっかりしたものであれば、どんなものでも作れる」
 「業務用のマシンではスチームの威力が強く、すぐにしっかりとした泡が出来るが、家庭用のマシンでは威力の違いから泡を作るのに時間がかかり、泡ができても水っぽくなるかもしれない」
 「エスプレッソではくっきりとしたアートができるが、紅茶や抹茶ではぼやっとしたアートになるかもしれない」
 村山さんは、泡の状態を「もこっとした泡」とか「ぼそぼそした泡」とか表現されていて、この表現に職人気質を感じた。

 村山さんは、最後までとても親切にお話しして下さり、
「何度も試作してみるのが一番良いですよ」
とアドバイスして下さった。


 ちなみにラテアートチャンピオンシップで優勝した時のピンクの桜のアートは食紅で色をつけたフレッシュで作ったそうで、
カプチーノの泡の上は軽いものならだいたいは上に乗る」
とおっしゃっていた。

 最後には本にサインと写真まで撮って下さり、村山さんの優しさを感じた。

 何度もクラブハリエに通い、もっと親しくなりたいと思った。
(文責:花岡)