茶畑活動日誌 (6月2日)

 6月2日(土)、ゼミ生4名(男1名、女3名)で作業を行った。
 例のごとく、今日も私は皆よりも早く到着し、歩いて木野製茶園まで向かった。
 道中、小さな蛇を見つけた。
 歩く道も、草がだんだん生い茂っていき、草刈りをする方もおられた。
 もう夏がそこまで来ているのを感じた。
 木野製茶園に到着したら、Yさんに、「泡立てた牛乳を加えた宇治抹茶カプチーノ」の作り方を詳しくお聞きした。
 Yさんは、ネスプレッソの「エアロチーノ3」という「ミルク加熱泡だて器」を使って、抹茶カプチーノをつくる。
 そうするとコクのある抹茶カプチーノができる。
 実際にミルクを泡立ててもらった。

 
 見てみると、十分に細かい泡ができている。
 ちなみに、この泡はアイスでもホットでも作ることができる。
 家庭用として販売されているこの器械は、ボタン一つでこのような泡ができるのだから、とても優れ物だ。





 ただ、実際どうかは比べてみないとわからないが、エスプレッソマシンのスチーマーでつくったフォームミルクのほうが「もっちり」した泡のイメージ。
 エアロチーノ3でつくった泡は、「ふわっふわ」のイメージ。

 だが、フォームミルクをつくるのは、けっこう難しい。上の画像は試作品第一号!

 月曜日にまた試作を行うので、挑戦してみたいと思う。

 Yさんの宇治抹茶カプチーノの作り方は、まず、粉末スティックに普段の半分のお湯60ccを加える。
 そこに、エアロチーノ3で残り半分の60ccの牛乳を泡立てたものを加える。
 この方法で、私達も一度、抹茶カプチーノを作ってみたいと思う。


 次に、今回も碾茶工場を見学させていただいた。
今回は、袋に詰めるところまでを簡単に説明していただいた。
大方、以前のレポートで予想していた通りの流れだった。
以前の疑問点だった、
碾茶を乾燥させるのに、煎茶用の乾燥機ではなぜだめなのか」
について聞いてみた。
 簡単にいえば、
 揉む工程があるかないかのちがい。
 碾茶は一気に乾燥させるが、煎茶は揉みながら徐々に水分を飛ばしていく。
 一気に乾かしてしまうと、表面だけが乾燥し、中に水分が残ってしまう。
 そうすると、揉む工程がうまくいかない。
 碾茶に揉む工程はないため、煎茶用の乾燥機ではだめということだ。

 また、蒸しの長さは、碾茶の方が短かく15秒だ。

 今度、煎茶工場の方もみせていただけたらいいなと思う。


 本日の作業は、分かれての作業が多かった。
 私はほぼ室内での作業だった。
 まず午前中は、お茶の袋にシールを貼り、お茶を詰め、器械で封をする。
 封をする時のポイントは、空気が入らないようにすること。
 この点に注意しなければ、あとから膨らんできて、箱に収まらないし、ものが早く悪くなってしまう。
 袋詰めができたら、次は箱を組み立てて、先ほど詰めたお茶を入れていく。



 次は碾茶工場での作業。Sさんと一緒に作業をした。
 茶畑でネットをはずし、機械摘みした生茶を、下の写真のようにしてコンテナに入れていく。


この袋には10数キロのお茶が入るそうだ。
 コンテナには200キロのお茶が入る。
 生葉は、茶畑から運ばれてくるときに、車のエンジンなどでも温まってしまい、萎れてきてしまう。
 それを防ぐために、このコンテナに入れて、この中に風を送り空気を入れる。
 ちなみに、下の画像は、コンテナに入れたばかりの生葉。品種はオクミドリ。


 上の写真は、時間が経った生葉。
 生葉は時間が経つと、だんだんと萎れてしまう。




 お昼過ぎからは、午前中に箱詰めしたものの包装をした。
 それが終わったら、今度は別の袋のお茶詰め(午前と同じ流れで)、箱の組み立て、詰める、包装。
 この流れで作業をしていた。
 下の画像がそのときの写真である。

 
 これで、本日の作業が終了。
 袋詰め包装の作業は、いつもYさんが1人でやっているそうだ。
 これらは注文がきてから詰めて包装しているそうで、機械でなくすべて手作業のようだ。
 包装の品質も大事にされているのだなと感じた。
 今回、私は室内での作業が多かったが、茶畑でなくてもいろんな仕事がある。
 包装にしてもそうだし、碾茶工場にしてもそう、まだまだ学ぶことはたくさんある。
 直接、茶樹と接していなくても、何度も茶畑に訪れ、木野さんたちに話しを聞き、レポートをまとめる。
 この作業をくり返すことで、お茶の知識を増やしていける。
 レポートは、書けば書くほどわからないことが明確になる。
 だから、それをもとにもっと知識を増やしていきたいと思う。
 同時に、カプチーノに関しても、意見を聞き、相談しながら試作を繰り返していきたい。
 そう思った。
(文責:永井)



 午前中は、別れて別々の作業を行いました。
 私は、摘み取った茶葉をコンテナから出して、煎茶工場のコンベアに敷き詰めていく作業を2人で行いました。
 ひとつのコンテナには約200キロの茶葉がはいる。
 合計600キロ近くの茶葉をベルトコンベアに敷き詰め、流していきました。

 コンテナに入っている200キロの茶葉

 コンベアに敷き詰められている茶葉

 その後、茶葉は蒸され、乾燥され、そしてお茶が完成します。

 次に、摘み取った茶葉が入った袋が運ばれてくるので、それをコンテナに移し変える作業をしました。
 袋ひとつが約15キロで、それをコンテナからあふれるぐらいまで敷き詰めます。
 袋を軽トラからおろす作業は力がいるので大変でした。
 コンテナは重いので、1人では運ぶのが困難で、2人で運ばなくてはなりませんでした。
 次に、出荷するお茶をトラックに積み込む作業を行いました。
 ひとつの袋がかなり重いので女性だと運べないので、主に男性が運び、女性は運ぶ台に乗せるのを手伝う形になりました。

 午後からは裏手にある茶畑の作業を行いました。
 最初にネットをはがすためにとめていた洗濯ばさみを数箇所はずしていきます。
 そしてネットを巻き取っていきます。
 きれいに巻き取っていくのは難しく、重さもあるので大変でした。
 そして巻き取った後は、木野さんが機械を使って茶葉を摘み取ります。

◎感想
 今回は力作業が多く、かなり腕の力を使いました。
 作業をしていて感じたのは、何かひとつ作業が終われば、すぐ何か別の作業があるということ。
 やる仕事はいくらでもある。
 女性だけでは難しい作業も多かったので、やはり男性の力がいる。
 これからの季節、体力が消耗しやすいので、大変だと思いました。
(文責:中西)
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 午前中は新茶の袋詰め、パッケージのシール貼り、箱の組み立てをした。
 パッケージは毎年変えているらしく、色違いのものや、茶の量が二倍のものもあった。


 話題の「氷出し茶」について聞いてみると、お茶を淹れるとき、水の温度が高いとカテキンが出て苦味が出すぎてしまい、低い温度で淹れることで甘味の成分であるテアニンが出るそう。
 氷出し茶は、沸騰させていないので、その日のうちに飲んでしまわないと腐ってしまうらしい。

 その後、工場の方で製茶されたお茶をトラックへ運んだり、機械で刈り取ってきたお茶の葉が入った袋をトラックから下ろし、200キロ程入る大きなコンテナに移す作業をした。




 葉はいっぱいに入って盛り上がっていたが、放っておくと萎れてしまうので、容器には空気を通す機械がついており、萎れるのを軽減させる効果がある。

 午後は、てん茶の茶畑でネットを剥がす作業をして、そこを木野さんが機械で刈り取った。
 三人一組で、一人がネットを巻き取るハンドルを回し、一人が反対側で調整しながら巻き、もう一人は5、6メートル先でネットを引っ張りながら作業をした。
 初めは難しく上手く巻けなかったが、慣れてくると手早く巻けるようになった。
 広い茶畑を歩き回りながら作業するので、なかなか大変な作業だと感じた。


◎感想
 刈り取ったお茶の入った袋からお茶を出すのも、製茶されたお茶を運ぶのも、結構な力仕事だった。
 茶畑の世話をお手伝いしたり、出来上がった新茶のパッケージ詰めを手伝っていると、こうしてお茶が出来ていくのを見れるのはうれしく、光栄なことだと感じた。
(文責:奥野)



 6月2日(土)、ゼミ生4人で木野製茶園にお手伝いに行った。
 午前中は二手に別れて、作業をした。
 僕たちは、煎茶工場内で作業をした。
 生葉をコンテナからコンベアに投入する作業をした。
 
 この一つのコンテナにだいたい200キロ入っていて、取り出すのにもとても力が必要で、地味にしんどい作業だった。

 このコンベヤーからどんどん機械に運ばれていき、最後、完成品になっていく様をみることができうれしかった。

 もう一方のグループは、箱詰め作業をしていた。
 僕たちの作業が早く終わったので、手伝うと、
 「自分は箱すら作ることができず、不器用だな」
と感じたし、女性陣にも言われ、ショックだった。

 でも、昼休憩に入る前に、トラックから茶葉をおろして、コンテナに入れる作業をしたときは、
 「男の人がいて良かった」
と言われてうれしかったし、挽回できた気がした。

 昼休憩が終わってからは、木野さんの家の上の茶畑に行き、ネットをはずして巻いていく作業をした。
このネットを巻いて行く作業は、とても力が必要で、3人で作業をするのだが、3人の呼吸を合わせないと上手に巻けない。

 「初めての割には上手だ」
と言われてうれしかった。

 今回は2回目だったが、木野さんに顔を覚えてもらい、次は名前を覚えてもらおうと思った。
 まだ、2回しか茶畑には来てないが、どんどん作業も楽しく思えてきたり、もっとお茶について詳しくなりたいと心から思った。
(文責:西村)