茶畑活動日誌 (6月29日)

 6月29日(金)、 
 新茶が終わり、二番茶の時期がやってきた!

 僕たちの今日の活動は“The 単純作業”草引きから始まった。
 しかし、単純だからと言っても、この作業は馬鹿にはできない。
 しっかりと根を張る雑草は、茶の木から養分を奪う迷惑ものだ。
 さらに、こいつは鹿を呼び寄せる。
 朝梅雨に濡れた葉っぱに貯まる水玉は、鹿達の格好の水分補給場になるという。

 しっかり雑草を根っこから処理するには予想以上に力が必要で、さらに、日光は、容赦なく降り注ぎ、体力を奪い、暑さに揺らぐ僕をあざ笑った。


 「11時頃が一番暑いのよねぇ。水分だけはしっかり取って、体調管理はしっかりお願いね」
 と怜子さん。

 確かに、今日は30度を超える超えないの境目まで行く、夏顔負けの金曜日の昼前。
 自分の体調はしっかり管理することは、もう大人である僕たちの責任であり、義務でもある。
 木野さんや他のゼミ生に迷惑をかけないように、しっかり水分を取り頑張って行こうと思う。

 怜子さんは
「綺麗になって、お茶が喜んではるわ」
とほほえんでおられたのを見て、達成感と、ほんの少しだけ疲労が回復するのを感じた。



 「やぶきたはね、碾茶には合わないのよねぇ」
と怜子さん。
 僕たちが草引きをおこなったのは、「龍谷の茶畑」の隣にある5年物の茶の木だ。
 5年前までは50年もの時を生きてきた“やぶきた”が堂々と腰を下ろしていたそうだ。
 しかし、お茶も、人間同様、老いが来る。
 茶の木は100年経っても死なない。
 ずっとずっと、深くしっかり根を張って、生き続ける。
 しかし、茶の木が老いてきたこと、“やぶきた”よりも“おくみどり、さみどり”のほうが碾茶にするのに都合がいいこと、等の事情で、現在のように“挿し木”によって若返りを試みたそうです。
 さらに年代を遡ると、“挿し木“ではなく、茶の実で植えていたそうだが、最近めっぽう減ってきている。
 なぜなら、茶の種から育てても思っている品種の木ができないそうです。
 つまり、変種が出るということです。
 それに比べて、”挿し木“方式にすると、確実に挿し木の品種の茶の木が確実に出来るのです。
 僕たちが雑草を抜いている茶の木も、「龍谷の茶畑」も、挿し木方式である。



 僕は話を聞いている時、目先の茶畑に眼が移った。

 葉がガッツリ刈り取られ無くなった茶の木を見て
 「あぁ、これが伊達先生が言っていいた"中切り(ちゅうぎり)"※かぁ…」
と思った。
 (※農林水産省「お茶に含まれる放射性セシウム濃度の低減に向けた対応について」)


 予想は的中。
 近くまで走って見に行くと、葉の部分がザックリ刈り取られていた。
 「こんなに刈ったら、1〜2年ほどはこの木から茶の葉は採れないのでは」
と思っていました。
 しかし、「今の時期だとすぐに生えてくるよ」と教えていただき、ホッとしました。
 「この茶の木は、機械で刈りやすいように、上の部分を刈った」と教えていただいた。
 ここで得た技術や知識を気仙茶に少しでも応用できるように、積極的に色々と体験し、学んで行きたいと思います。
 それが今の自分が唯一できることをだと思います。
 そして、「ゼミ生の中で一番気仙茶に詳しい人間になろう」と決心しました。
 頑張ります。


午後は寒冷紗をかける作業を行った。
二番茶の準備である。
もうすでに新芽は芽を出していた。
まるで赤ちゃんのように可愛らしく愛おしく感じました。
それに丁寧にネットを被せていく。

 一番茶と異なる点は、寒冷紗を被せる期間です。
 二番茶は約15日程度被せるそうです。
 その為、品質も価格も少々落ちるとか。

 6人いると、かなり作業がほかどった。
 みんな一番茶の時に何度も何度も経験を積んでいるので、容量良く、テキパキと行動できて、西口さんや怜子さんに褒めて頂きました。

 その後、また移動をし、肥料を並べました。

 明日これを撒くそうです。

 頑張れ土曜日メンバー!

◎感想
 二番茶の準備が始まりました。
 ほんのこの前に刈り取ったばかりなのに、すくすくと次の新しい芽が芽生えていました。
 「龍谷の茶畑」も、前回来た時よりも一回り大きくなっているように思いました。
 これらを見て、日々があっという間に過ぎていくのを感じ、
「もっと1日1日を大切に生きていかないと取り返しのつかないことになるなぁ、時間は待ってくれないのだなぁ。」
と、茶畑での活動を通して学びました。

 今後の茶畑の変化に期待大です!
(文責:岡嶋)
======

 ☆活動11回目☆
 前回活動が中止になったため、二週間ぶりの活動となった。
 着くと、皆さんに「久しぶり!」と言われて、一週間来なかっただけで久しぶりと思われるのだと思い、これからも毎週行きたいなと思った。

 今回の活動は、前回にネット剥がしとお茶を摘採した茶畑の草とりから始まった。 前回は何もなかった茶畑の間に、茶の樹と張り合うように雑草がたくさん生い茂っていた。
 歩くのも困難で、茶の樹の下まで広がった雑草は表面だけ広がっているだけではなく、地下には物凄く長い根を張り巡らしていた。
 この時期の雑草は抜きにくいと聞いていたが、実際に抜いてみると、根が多すぎて簡単には抜けてくれない。
 根気のいる作業だったが、また根から雑草が生えてこないためにも、出来るだけ根が残らないように一生懸命雑草を抜いた。


 天気も晴れで、日差しも強く、たくさん汗をかいたので、休憩に飲んだお茶はとてもおいしかった。
 昼食まで草とりをし、綺麗になった茶畑を見ると、とても達成感があった。



 昼食をとってからは、慣れていない炎天下のなか作業をしたため、いつの間にか寝ていて、あっという間に休憩時間が終わってしまっていた。



 昼からは、乗用型摘採機「ななこ」で摘採した茶畑(6月1日の作業日誌を参照)に行き、二番茶の為のネット掛け作業をした。
 摘採した茶の樹からまた新たな芽が出ていて、小さくて色が薄く柔らかそうな芽はとても可愛かった。
 ネット掛けは慣れている金曜日メンバーで作業をしたので、すぐに掛けることが出来た。
 木野さんにも、「早くなったね」と誉められて、とても嬉しかった。


 ネット掛けの次は、「龍大の茶畑」やその周辺に撒くための草の塊の陳列作業をした。

 久しぶりに「龍大の茶畑」を見ると、大きく成長して、最初は見た時は30センチぐらいだったが、10センチから20センチぐらい伸びたように感じた。
 この草を撒く作業は明日のメンバーの仕事のようなので、引き継ぎできて良かった。


 思ったよりも重く、結構な重労働なので、頑張ってほしいと思う。

◎感想
 二番茶の準備が始まり、一番茶の時に学んだ作業の繰り返しなので、作業を効率的に出来るようになってきているのがとても嬉しかった。

 これまでの茶畑活動を通じて、木野さんを始め、たくさんの方々に覚えてもらい、色々な話しをしてもらえるようになったので、この信頼関係をこれからも大切にし、もっと多くの方とそのような関係を築いていきたいと思う。
(文責:宗)



 6月29日、ゼミ生6名(男4名、女2名)で作業を行った。
 本日の作業は、草引きとネットかけである。
 怜子さんと西口さんと一緒に行った。


 午前は、草引き。
 龍谷の茶畑の横の畑の雑草を引いていく。
 その雑草の量は、遠慮がちに生えていたらいいものの、もうしっかりぎっしりと生い茂っていた。
 太陽が照りつけ、少ししたらすぐに汗が流れてくる。
 傾斜での草引きは、足腰にも響いて、ぐっと体力を奪う。
 私がこうして体力を奪われていくなか、茶樹はしっかりと生きている。
 「お茶は暑くないのかなぁ」とか考える。
 せめて栄養をしっかり行き届かせるためにも、雑草は抜いて上げなくちゃ、ともうひと踏ん張り。


 午前中の休みの時間、龍谷の茶畑の写真を撮った。
 以前の写真と比べてみる。

 6月29日
 
 4月27日
 たった2ヶ月ですくすくと育っているのがわかる。葉の量も増え、色も濃くなってきたように思う。


 午後は、ネットかけ。
 以前、出品茶の茶摘みをしたところの隣の茶畑のネットかけである。
 この茶畑の品種は、やぶきた。
 木野さんのところでは、このやぶきたが一番多いようだ。
 やぶきたは、強くて元気ですくすくと成長すると言っていた。

 下の写真を見てもらうと、この前、一番茶の収穫をしたばっかりなのに、もう新芽がでている。

 そんな様子をみていると顔がほころぶ。


 今回のネットかけは、二人一組になっての作業なのだが、前半、怜子さんと一緒に行った。
 今回の茶畑は、茶樹と茶樹の間が少し狭くて、抜け出す場所も少ない。
 「そのときは、ネットをかけながら、洗濯バサミをとめていくと、戻ってくる必要もない」
と教えてくださった。
 それからはみな、慣れた手つきでネットをかけていく。




 怜子さんと一緒にネットかけをするとき、前々から気になっていたことを聞いた。 碾茶とほうじ茶のことである。
 以前に、問屋さんにいったときに、「抹茶カプチーノに使われている抹茶は、葉の部分、ほうじ茶カプチーノに使われているほうじ茶は、茎と葉脈の部分」と聞いていた。
 だが、その後、「一番茶のあとの葉を刈り取っている」と人づてにきいて、自分の耳で確かめたかった。
 碾茶とほうじ茶だけでなく、ほかのお茶、煎茶・碾茶・ほうじ茶・玉露・番茶も一緒に説明していただけたので、ここにまとめて書いていきたいと思う。
 まず、品種に向き不向きはあるのだが、煎茶も碾茶もほうじ茶も玉露も番茶も、一度には無理だが、同じ樹からつくることができる。
 煎茶・碾茶玉露は、被覆されている期間の違い。
 煎茶から順に、被覆の期間は長くなる。
 そして、被覆の期間が長くなれば、茶樹も弱ってしまうので、それに合わせて肥料も変わってくるそうだ。
 また製造方法も違ってくる(これについては過去のレポート参照)。

 ほうじ茶と番茶は、煎茶・碾茶玉露の一番茶を刈り取ったあとに、二番茶までの期間に刈り取るもの。
 刈り取ってから、炒るのが番茶、炒ってから焙じるのがほうじ茶だという。

 つまり、木野製茶園と問屋とでは、分類の仕方が違うということだ。
 木野製茶園では、一番茶と二番茶の間に刈り取ったものを炒って焙じたものをほうじ茶とし、問屋では、木野製茶園から仕入れた碾茶を、葉と茎・葉脈にわけ、葉は抹茶、茎・葉脈は焙じてほうじ茶にする。粉末カプチーノにも使われている。

 これらを踏まえて、今は抹茶カプチーノの試作しか行えていないが、そろそろほうじ茶カプチーノにも取り掛かっていかなくてはならないと思う。

◎感想
 午後からの作業の休憩時間に、怜子さんは「金曜メンバーはよくきてくれるの」といってくれた。
 それが嬉しかった。
 毎週行けないときもあるけれど、行けるときはしっかりがんばろうと思う。
 今回、怜子さんにも名前をちゃんと覚えてもらっていることがわかって、本当に嬉しかった。
 次は、西口さんや、本日おられなかった福本さんや坂口さん、その他の作業をともにした方々にも、名前を覚えて読んでもらえればなぁと思う。
(文責:永井)




 6月29日(金)、木野製茶園の茶畑で作業を行った。
 天候は晴れで、気温も高かった。


 今回の作業は、午前中は草取り作業、午後からは、ネット掛けとお茶畑に撒く草の塊の整理。

 草取り作業中は、気温も高く、非常にきつい作業となりました。
 草もよく根を張っていたため、丁寧に取りました。
 雑草が生い茂っていたお茶畑が綺麗になると、自然と自分の心も綺麗になったような気がしました。
 根気の要る作業でしたが、非常に為になったと思います。


 午後からのネット掛け作業は、二番茶に向けての作業です。
 新芽も出ており、一番茶摘採前と同様に、ネットを掛けていきました。

 これからまた大変な作業が始まるということを意識させられました。今回は前回に加えて、夏ということもあるので、体調管理により一層気をつけなければならないと思いました。

 ネット掛けの後は、草の塊を整理する作業をしました。

 運ばれてきた草の塊


 このように並べました


 この草の塊一つ一つの大きさはほぼ同じですが、それぞれ密度が違うので、軽い物から重い物までありました(軽いとは言いましたが、ある程度の重量はあります)。これらをお茶畑に撒いていきます。


 気温も次第に高くなってきており、日差しも強いので、こまめな水分補給が必要だと今回の作業を通じて感じました。
 体が資本なので、大事にしていきたいと思います。
(文責:岡本)




 梅雨の時期ではあるが今日は天気にも恵まれ、綺麗な青空が広がっていた。
 金曜メンバーがいる時はよく晴れる。
 強力な晴れ男、晴れ女がいるのかもしれない。

 日陰では風が涼しかったが、日差しは暑かった。
 一週間あいての作業だったが、「久しぶりやね」と言われ嬉しかった。


 午前は、今ではもう作業の恒例になった雑草抜き。
 今までになかったつゆ草が生い茂っていた。

 つゆ草は鹿の大好物らしく、食べにくるという。
 雑草は、この時期になると、深く根をはっており、抜こうとしても簡単には抜けてくれない。
 根が残っていると、そこから生えてくるので、根を取り除くことが必要とされる。

 この時期は肥やしを撒いているため、雑草の伸びも早い。

 雑草が群生しているところで、根がなかなかとれず苦労していると、西口さんがコツを教えてくれた。
「根が広がっているから、何個かまとめて根元から」
と言いながら、ブチブチと抜いていた。
 根の塊がとれた時は、何とも気持ちのいいものだった。


「せっかくお茶が成長しようとしているのに、雑草が邪魔している」
と木野さんが様子を見に来た。
「綺麗になった。お茶も喜んでいる」
 そう言われるだけで暑い中の作業でも苦ではなくなった。


 昼から木野さんは会議があるとのことで、スーツ姿で出かけていった。
「俺おらんけど、昼からも頼んだで」
と言われ、木野さんとはかなり信頼関係が築けてきていると感じた。


 昼からはネットかけ。
 こちらも恒例の作業となっており、皆慣れた手つきで難なくこなすことが出来るようになってきた。
 新芽がすでに可愛く伸びており、何とも愛おしい感じがしたが、ゴミと呼ばれている里芋が所々茶樹に絡まっており、さらに、この時期は、根が伸び抜けにくく根から抜くことが難しい。
 何回か途中で千切れてしまった。

 作業中、急に岡嶋君が
「ゼミ内で気仙茶に一番詳しくなろうと思う
と、これからの意気込みを語ってきたので、
「なら、お茶全体に詳しくなってやろう」
と、切磋琢磨して頑張ろうと語った。



 ネットかけが終わると、午前の茶畑へとむかった。
 そこにはトラック2台に白い物体が山済みにされていた。

 これには茶畑に敷き詰める草が入っているという。
 前回のサトウキビは長方形の形であったが、今回は米俵のような形であった。

 これを一つ一つ下ろす手伝いをするのかと思っていると、荷台を上げ、ボトボトと落とし始めた。

 茶樹のすぐそばに落ちたり、転がって茶樹に当たったりしていたので「こういうところは雑なのか」と正直驚いた。


 そして、明日の作業でやりやすいよう綺麗に並べた。

 見た目では簡単そうに思えるかもしれないが、乾燥しているものは軽いが、水分を含んでいるものは結構重く、何個も運んでいると腕が痛くなった。
 これを撒く作業はもっと大変だろうと思われるので、心してかかりたい。

≪追記≫
 これからのゼミ活動のため新しいデジカメを購入しました。
 ネオ一眼と呼ばれる「FUJIFILM Fine Pix HS30EXR」です。
 1600万画素。光学30倍ズーム、デジタルズーム最大60倍。
 これを購入した決め手は、ズームが手動という点です。



 光学30倍ズームで撮影した茶畑。
 かなり綺麗にズームできます。



 ハルちゃん。
 カメラに突進してきました。



 名前のわからない花。
 綺麗に咲いていたので撮りました。


 まったく関係ないですが、我が家の水槽にいるお気に入りのロイヤルプレコです。


 まだまだ、カメラをうまく使いこなせていないので、早く使いこなしこれからのゼミ活動を写真に収めていきたいです。

◎感想
 金曜メンバーの評判が良いと聞き、嬉しく思いました。
 これからももっと信頼関係を強く築きかかわっていきたいと思う。
 来週は、僕は金曜ではなく土曜に作業に行く予定なので、土曜メンバーに金曜メンバーの凄さを思い知らせてやろうと思います。
(文責:田辺)



 当日は女性3人、男性3人、計6人のゼミ生で木野さんの元を訪れた。

 この日の午前中は草引きを行い、午後はネット掛けを行った。


 午前中は龍谷の茶畑の隣の茶畑の草引きを行った。
 その時見た龍谷の茶畑は、以前(一か月ほど前)見たときから比べると、かなり成長しているように思えて、嬉しかった。

 草引きを行った茶畑にはたくさんの雑草が茂っており、その日は8人で行ったが、かなりの時間を要した。

午後からはネット掛けを行った。
 ネット掛けはこれまで何度か行ってきたのでかなりスムーズに行うことができた。

 その後、茶畑に撒くためのサトウキビの塊を積む作業を行ったが、その塊の重量がかなりのものであったため、50個ほどを運ぶのは、かなりの重労働であった。

◎感想
 今回行った草引きやネット掛けは、これまで何度も行った作業だったので、以前より早く行うことができた。
 これからの作業は炎天下での活動になるので、体調をしっかり整えて行いたい。
(文責;有光)