陸前高田合宿 (13) 米粉麺にかける農家

 合宿からだいぶ時間が経ってしまいましたが、陸前高田ボランティア合宿の報告を続けます。

 2月8日、高田一中仮設での「和み喫茶」を終えた後、「ひころいちファーム」の村上一憲さんという若手農家の方から、震災当日のお話や米粉麺づくりのお話を伺いました。
 

 高田一中仮設住宅で待ち合わせた後、あの日、村上さん一家が避難した場所に連れて行ってもらいました。

 

 雪で足元がすべります。


 村上さんのお宅は、この眼下にありました。
 3月11日、津波が押し寄せてきたとき、村上さんは、生後4か月の娘さんを抱きかかえ、奥さんとこの山を駆け上がりました。
 
 


 「今までは建物があって気づかなかったけれど、家から海がこんなに近いとは」と村上さん。
 


 解体工事が進むスーパーマイヤ。
 (もう撤去されたと思います)


 村上さん一家は、ギリギリのところで津波から逃げることができましたが、助けられなかった命のことを、とても悔やんでいました。
 私たちが合宿で出会ったたくさんの陸前高田の方々も、同じ思いで毎日を生きているのではないか、と感じました。


 「生かされた者には、やらなければならない使命がある」
 村上さんはそうおっしゃっていました。

 

 仮設住宅の集会場で、村上さんが取り組んでいる米粉麺のお話をしていただきました。
 家も農地も流されてしまいましたが、震災後、米粉麺の工房を立ち上げ、米粉100%の麺づくりにチャレンジされています。
 米づくりから製粉、製麺、販売まで全部、村上さんと奥さんが手がけています。

 FB良品のサイトから、ひころいちファームの米粉麺・野菜セットを購入することができます! こちらをご覧ください。

 
 村上さんは、「気仙茶の会」のメンバーでもあり、「米粉麺と気仙茶とのコラボ商品をつくりたい」と考えておられました。
 
 私たちに何かお手伝いできることはないでしょうか。

 検討を始めました。
 


 花巻市・東和町の「とうわボランティアの家」にて。
 「いわてゆいっこ花巻」の大桐さん、大変お世話になりました! いつもありがとうございます。

 ご一緒させていただいた神戸の「不良ボランティアを集める会」の皆さん、同じ思いを語り合えてよかったです! 
 またどこかでお会いしましょう。

 

【番外編】帰りの車中で