陸前高田合宿レポート(3回生)〜米粉農家編

桑木野さんのレポート

 9月19日、久しぶりにMさんとお会いし、これまでゼミで調べてきた滋賀の甲賀もち工房さんの話、私たちが南山城村・木野製茶園で栽培のお手伝いをしている抹茶(てん茶)、私たちとお付き合いのある茶商さんが取り扱っている抹茶を試作用として持参し、グレードの話などをしました。
 Mさんは、「お茶にもいろいろあるんだね」と、とても悩んでおられました。

 最初に、今まで米粉麺を作っていた工房を見せてもらいました。

 押し出し式であったため、やはり甲賀もち工房さんの機械とは全然違っていました。


 Mさんから、
「発泡スチロール容器に麺を入れて包装したことにより、以前よりも麺切れが少なくなった」
との報告をうけました。

 「コストはかかってしまうけれど、良いものを届けなければ意味がない」
とおっしゃっていました。



 工事中の新しい工房も見せていただきました。
 1階が工房、2階が住居になるそうです。
 「ハセップ」という管理手法を取り入れ、衛生面にも自信が持てるようにと徹底しておられました。
 乾麺にも挑戦したいと、新しい機械も導入する予定だそうです。


 Mさんに、抹茶入り米粉麺に求める条件を聞くと、
「香り、風味とかかなあ。いろいろ聞かせてもらったけれど、今は全然わからない。まずはいただいた抹茶で作ってみてから考えて、また後日連絡します」
とのことでした。



 Mさんの田んぼも見せていただきました。

 品種は「ひとめぼれ」。
 今は「への字農法」を試しているそうです。
 「への字農法」は、元肥をやらずに、肥料が欲しいときに肥料をやる栽培方法で、その名の通り、稲がへの字に曲がっていました。
 「普通に育てるのではつまらない。こっちの方が愛着がわく。ずっとやってれば、肥料のタイミングはわかる」
とおっしゃっていました。

帰り、MさんにBRTの停留所近くまで送っていただきました。その間、Mさんとずっと野球の話をしていました。Mさんも榎原さんも阪神ファンで、盛り上がっていました。残念なことに、岩手県では、阪神戦は有料チャンネルでないと見れないそうです。


 Mさんと別れた後、お昼を買うために、スーパーMAIYAへ行こうとしました。
 しかし、車の交通量が多くて、なかなか道路を横断できませんでした。
 朝も渋滞していたことを思い出しました。
 やはり、大型ダンプカーがとても多かったです。

 気仙茶班と合流し、お昼を終えて、茶園再生の作業を開始しました。竹を切り、その竹の葉を切るという作業を、男女分担してやりました。
 切り取った枝はほうきにできるそうです。
 無駄にしない心が素晴らしいと思いました


 鈴木旅館の熱いお風呂に入っていると、おばあちゃんが話しかけてくださいました。

 陸前高田で会う人会う人、皆さん、京都の台風被害をとても心配してくださったように思います。
(文責:桑木野)