南山城村 茶畑日誌 6/7

森島
 6月7日(土)、ゼミ生5名で南山城村へ。

 朝から雲行きが怪しく、小雨の中、お茶畑へ向かいました。
 カッパと長靴を貸していただき、準備万端で作業に臨みましたが、雨は強さを増すばかり。

 お茶の葉は濡れてしまうと、摘採や製茶がスムーズにいかないので、雨の中お茶を刈ることはしません。


 そこで、午前中は木野さんの家でゆっくりしながら、いろいろお話させていただきました。

 日本では食文化が変わりつつあり、お茶を飲む機会も減ってきています。
 しかし、近年、アメリカ市場では、健康食品としてお茶が広く取り上げられ、需要も高くなっているそうです。
 「衰退していた茶業界だが、これから希望が持てる」
と、木野さんも期待されていました。

 お茶のこと以外にも、ゼミ生それぞれの出身地や大学生活のこと、そして木野さんが野球選手を目指していた頃の栄光話など、雑談の中で、普段聞けないお話をたくさん聞かせていただきました!
 作業をしているとなかなかゆっくりお話する機会もないので、木野さんの新たな一面を知れた気がしました。


 昼からは天気も回復し、たっぷりと休ませていただいた分まで作業を行いました。

 寒冷紗を留めているクリップを外し巻きとるといういつもの作業に加え、露をとるため葉に風をあてていきます。

 お茶をスムーズに刈れるよう、茶畑に生えたワラビや笹などを抜いていきました。


 雑草や茶の芽が寒冷紗を突き破っていた光景が印象的でした。

 水分を飛ばし、葉をしっかり乾した状態で、いよいよ刈り取り作業。
 私たちは、刈り取ったばかりの茶葉がいっぱい入った袋をトラックに積み込んでいきます。

 葉っぱなんて軽々運べると思っていましたが、それが想像以上に重い…!
 サンタクロースのように袋を担ぎながら、頑張りました。

 雨上がりの茶畑は、畝と畝との間が狭いこともあり、露で濡れながらの作業でした。
 晴れている日ばかりでなく、雨の茶畑作業がどのように行われているのかということも、定期的にお手伝いをさせていただいているからこそ知ることができた経験です。

 これから梅雨の時期に入り、雨が降ると作業は大変ですが、恵みの雨でお茶も元気に成長してくれることが楽しみです!


重田
 6月7日(土)、今回の茶畑へのお手伝いはゼミ生5人で行かしていただいた。
 南山城村に着いたときには小雨だったが、作業をし始めようとしたときから雨が強くなり、急遽中断。
 雨が降っていると茶の葉が濡れた状態になってしまうため、お茶を刈ることができないそうで、梅雨の時期は予定どおりに作業をすることが難しいとおっしゃっていた。

 そのため、午前中は、木野さんにお茶についてお話をしていただいた。
 様々な話しをしていただいたが、その中で最も印象に残ったのが、お客さんや訪ねてきていただいた方に対してお茶を出す際に、自分のお茶に対する思いが相手に伝わるように淹れることを心掛けているそうだ。
 そうすれば、自分が手間暇かけて作ってきたお茶の味や思いが相手に伝わるとおっしゃっていた。
 この言葉を聞いて、長年お茶畑をされて数々の賞を受賞されている木野さんのプロ意識というものを感じた。
 また、お茶づくりの後継者不足も深刻な問題となっているそうだ。
 私たちのような若い世代がお茶について興味を持つことが大事になってくる、とおっしゃっていた。


 午後からは雨も止んだので、カッパをきて、お茶刈りの作業へ。
 茶の葉が濡れたままだと、機械で刈る際に集めるのが難しくなり、お茶の葉も黒くなり、質が悪くなってしまう。

 最初に、送風機を使ってお茶の葉についている霜を飛ばしてから、刈る作業を行った。

軽トラック2台分を収穫することができた。

 今回の茶畑での作業は雨の影響により短くなってしまったけれども、木野さんと長時間お話しすることができたことで、お茶に対する思いを知ることができ、私自身とても貴重な経験となった。


浜田
 6月7日(日)、一週間ぶりに南山城村を訪れました。
 6月に入り梅雨入りしていて、朝から不安定な天気でした。

 木野さんの家に着いた時は雨は降っていませんでしたが、今にも降り出しそうな曇り空。
「上から(雨が)降ってくるまで作業しよう」
といことで、カッパと長靴をお借りして、いざ茶畑へ!

 茶畑に着き、作業しようと気を引き締めた瞬間に雨が降り出してしまい、残念ながら午前中は作業することができませんでした。

 木野さんの家に戻り、木野さんにお茶のことや、世間話をお聞きしました。
「最近は急須でお茶を淹れることが少なくなってきている」
とおっしゃっていたので、
「急須で淹れたお茶はやっぱり味が違うのですか?」
と尋ねたところ、
「全然違う。急須を使って心こめて淹れたお茶は、相手にも伝わるものだ」
と、自信をもって答えてくださいました。

 お昼をいただき、午後からは無事雨が止んだので、作業を行いました。
 お茶の葉に雨の滴が残っているので、もう一度カッパと長靴を着て、寒冷紗を巻き取っていきました。
 こちらはゼミ生3人組で行ったのですが、みんな一度経験していたので、前回よりスムーズにすすみました。

 茶を刈る際に、雨の滴がついているとダメなので(しかも雨粒はお茶の質を落としてしまいます)、雨粒を吹き飛ばす機械で吹き飛ばした後は、葉を刈っていく作業です。

 今回の畑は、木の間隔が狭く、乗用型摘採機が使用できなかったので、二人で歩きながら刈っていく機械が使用されていました。

 この3つの過程を効率的にすすめていきました。
 そして最後に刈った葉を入れた袋をトラックの荷台に積み、木野さんの家の横の工場に運び、作業は終了でした。


 午前中は作業が出来ませんでしたが、貴重なお話を聞くことが出来てよかったです。
お話を聞いていくうちに、「勉強していくと、もっと楽しくなるだろうな」と思ったので、日本茶検定に向けて頑張ろう、という気持ちになりました。


木村
 6月7日(土)、ゼミ生5名で南山城村を訪れました。
 この日は朝から天気が悪く、木野さんの家に着いた時には、ぱらぱらと小雨が降っていました。
 一度茶畑へ向かったのですが、本格的に雨が降り始めたので、午前の作業は中止になりました。

 その代わりにお茶の勉強会ということで、木野さんからいろいろなお話しを聞くことができました。
 最近、アメリカでは日本茶が健康に良いと人気のようで、日本茶の需要が高くなっているそうです。
 国内での日本茶の需要が減少している一方で、
「これからはアメリカの市場に進出することも期待できる」
と言われていました。
 お話しの中で一番印象に残ったのが、今の若い人たちは急須で淹れたお茶をあまり飲まなくなったということです。
 昔は家族だんらんでお茶を飲むという習慣があったそうですが、時代の変化・ライフスタイルの変化とともに今では少なくなったと言われました。
 私自身も、急須で淹れたお茶を飲む機会が減ったな、と思いました。


 午後からは天気も回復したので、寒冷紗を巻く作業と、袋に収穫した茶葉を運ぶ作業をしました。
 今回、寒冷紗を巻く作業は初めてだったので、最初はうまく巻くことができませんでしたが、少しコツをつかむと、きれいに巻くことができました。
 それが終わると、機械で刈り取った茶葉を軽トラまで運びました。

 思っていたより袋が重かったので、小さな茶葉でも大量に集めればすごく重さがあるのだと実感しました。

 今回は作業時間は短かったのですが、木野さんとたくさんお話しすることでき、お茶について学ぶことができました。
 お茶本来の魅力について、もっとたくさんの人に知ってもらいたいなと思いました。



中川(航)
 6/7(日)雨が降ったり止んだりの天気の中、茶畑の方に向かいました。
 木野さんのお宅に着いてから、茶畑に行く準備を終えると、雨が強く降り出しました。
 その後もなかなか止まなかったので、木野さんのお宅で待機することに。
 茶葉を雨が降っている中、無理に刈っても茶葉に水滴がついている分、摘採機の中で葉と葉が引っ付いてしまい、うまく刈り取ることができません。
 それに、濡れている茶葉を濡れた状態のまま刈り取っても品質が落ちてしまうらしいので、雨が止むのを待つしかありません。

 待機中は作業ができないので、木野さんが私たちゼミ生に世間話を交えながら、お茶についていろいろ教えてくださいました。
 最近では急須でお茶を飲むことが少なくなったことと、お茶以外の飲料が増えたことで、日本人のお茶離れが進んでいるそうで、日本人の生活とお茶との関係をもう一度考えていかなければならない、と感じました。

 昼からは雨が止んだので、畑に向かいました。
 いつもの通り、寒冷紗を巻き取る作業から始めていきます。
 その後は今回で初めての作業で、送風機を使って、午前中の雨で茶葉についた水滴を飛ばしていく作業です。
 この送風機は背中に背負うタイプのもので、なかなかの重さがあります。

 木野さんがやっておられるのを見て、その後にやらせてもらいました。

 朝からずっと雨が降っていたので、茶畑の作業ができるのか心配でしたが、昼から晴れてくれてよかったです。