陸前高田合宿に向けて(3回生)

 期末試験もほぼ終わった8月7日(月)16時30分から、3回生ゼミ合宿幹事で、陸前高田合宿のミーティングをしました。

 この日は、仮設住宅での企画を検討しました。

 まだ実現可能性を調べ始めただけで思いつきの段階ですが、おおまかな方向性は下記のとおりです。

1. 9月10日、11日の両日、別々の企画内容で開催する
 ※11日は月命日で、震災から3年6か月。海に向かって静かに祈りをささげたいという方もいらっしゃるので、特段の配慮が必要。11日14時46分にサイレンが鳴る前後の行動については、仮設自治会長さんとよく相談する。


2. 企画案の一つは、「広田湾産エゾイシカゲ貝の試食会 in 仮設住宅集会場」
(背景と趣旨・コンセプト)
・地域住民のほとんどは、エゾイシカゲ貝を「食べたことがない」。
築地市場だけではなく、地元でも愛されるエゾイシカゲ貝(=地域資源)になってほしい。
・仮設の皆さんと一緒に、いろいろな調理法を試して、エゾイシカゲ貝の新しい魅力を発見する。



3. もう一つの企画案は、「カラオケ大会 in 鈴木旅館(温泉付き)」
(背景と趣旨・コンセプト)
・移動が不自由なので出不精になったり、仮設の壁が薄く大声を出せなかったり、熱かったり(エアコン代を節約していたり)、建物老朽化などで、なにかとストレスがたまる仮設暮らしの長期化。
 今年10月には仮設を出て高田町の災害公営住宅へ移る方が出始めたり(こちらを参照)、市から「高台に移り住む条件として、宅地引き渡し後2年以内に住宅メーカーとの建築契約が必要」(こちらを参照)と言われたりで、仮設に住み続けなければならない方々の中には「置いてきぼりにされる気分」という方もいる。公営住宅の抽選に当たった方もいるし、はずれて落ち込んでいる方もいる。「公営住宅の家賃を払うのが大変なので、(校庭を占拠して子供達には申し訳ないけど)このまま仮設に居続けたい」という方もいる。住民の間で意識の差が拡大している。また、仮設を出た人の孤立化・孤独化も心配(阪神・淡路大震災の教訓)。
・そんな日頃のうっぷんを「孫のような大学生とカラオケ」で発散していただきたい。みんなで一緒に、大声で歌ったり笑ったりしていただきたい。
被災者を「(受動的な)施しの対象」と捉えるのではなく、「(能動的な)主役 」と捉える。
・鈴木旅館には温泉(仮設入居者は入浴無料)、大広間、ステージ、通信カラオケセット! 送迎バスがある。地域をこよなく愛すご主人・スタッフの皆さんがいる。鈴木旅館を「地域の宝」ととらえ120%活用する。
・ステージのある大広間は私たちの宿泊場所としてすでにキープしてあるので、昼間にも有効活用すればコスト節約にもなる。


 住民・漁師・旅館・学生が協力して作り上げる企画にしたいです。
 両企画に共通するキーワードは
 地域資源の活用」×「おらが主役!」



 次回ミーティングは、お盆明けの8月18日(月)10時〜。

 それまでの間に、まず、そもそも実現可能なのかを中心に、需要側と供給側の両面から詰め、仮設住宅自治会役員さんや鈴木旅館さん、広田湾漁協気仙支所に検討してもらう企画書を作成する。
 月命日、安心・安全面の配慮は最重要。貝毒、食中毒のリスク、特に、拙い調理法に起因する「食あたり」リスク、仮設住宅〜鈴木旅館の送迎時のリスク(勾配のキツイ坂道、館内の階段・段差)、入浴時のリスクなど。

 また、震災前に地元でエゾイシカゲ貝のお弁当を開発・製造・販売していたHさんのご意見やアイデアを電話で伺っておく。(鶴亀鮨さんへはヒアリング済み)


追記 8月21日】達増知事も大絶賛

(これ 拡散希望)