仮設住宅の入居者数 (岩手県)

 陸前高田合宿の事前学習用です。
 龍谷大学付属平安高校の生徒さんも、ぜひ参考にしてください。
 数字だけで被災地の実態をとらえることは絶対にできませんが、数字から「今の被災地の状態」を想像したり、問題点や課題を見つけようとしたりする姿勢はとても重要です。


(注) 参考欄の「人口数」は、2014年12月末時点の住民基本台帳の値です。実際にその市町村に居住しているかどうかはわかりません。住民票を震災前に居住していた市町村に置いたままにして、実際には、別の市町村に避難されている方もいます。人口減少の本当の姿を掴むのはなかなか難しいです。参考欄の「人口比」は、あくまで参考値で、「仮設住宅(合計)入居者数」を「人口数」で割って%の形で表現してみたものです。
(出所) 岩手県応急仮設住宅の入居状況(平成26年12月31日時点)」2015年1月7日をもとに作成.


 岩手県全体で、いまだ28,841人の方々が不自由な仮設暮らしを余儀なくされています。
 震災から3年10か月が経って、県全体の応急仮設住宅の入居率は74.6%。
 つまり、応急仮設住宅を出ることができた住民は25%にすぎないこと、75%の被災者が震災後4度目の冬を仮設住宅でむかえたこと。
 この事実は、被災地を見るうえでとても重要だと思います。


 入居率を市町村別に見ると、山田町が84%、大槌町が80%、陸前高田市が78%と、特に高い値になっています。
 陸前高田市では4,479人を越える方々(住田町など内陸部に避難されている方もいる)が仮設住宅に暮らしています。