エチオピアとタンザニアの留学生が南山城村で出品茶の茶摘み !

 5月5日(祝)、南山城村の木野園へ、出品茶の茶摘みに行ってきました。
 朝6時30分に京都駅を車で出発し、8時に木野園に到着。
 ちょうど、茶摘みが始まったところでした。

 今日のメンバーは、ヨハネスさん、ゲベイュフさん(エチオピア)、セレマンさん(タンザニア)と伊達です。
 彼らは、「アフリカの若者のための産業人材育成イニシアティブ」で龍谷大学大学院 経済学研究科 修士課程に留学している大学院生です。で、私の大学院講義「日本経済論研究」を履修してくれています。
 「京都で『産業人材育成』と言えば、まずは宇治茶でしょう」
ということで、今日の出品茶の茶摘みに参加させていただきました。
 また、エチオピアもタンザニアも紅茶生産国なので、お茶はとてもなじみの深い農作物であり、特にタンザニアでは紅茶は重要な輸出商品でもあります(日本へも輸出されています)。



 南山城村のベテラン摘み子さんたちが、寒冷紗の下で、慎重かつスピーディに「一芯一葉」で摘んでいました。

 私たち一行も、村人に「見本」をもらって、茶摘み開始 !
 


 ヨハネスさんたちには、「摘み子さんの茶摘みの良し悪しは、コンテストの順位を左右する要因の一つで、茶の価値も変わってくる」と脅かしていたので、彼らも、何度も何度も、「この摘み方であっているか?」「これは『一芯一葉』か?」と聞いていました。

 単なるイベント用の「茶摘み体験」ではなく、「茶農家が、1年間、丹精込めて育ててきた茶畑で、日本一をかけた真剣勝負の茶摘み」ですので、とても貴重な機会だと思います。
 また、「品評会」は、明治期以来の日本の伝統的な農業技術振興政策の一つでもありますので、その意味でも、意義深いと考えています。


 10時のおやつタイム ! ちょっとお茶目なセレマンさん。
 パンと宇治茶ペットボトル(碾茶入り)をいただきました !



 村の方々も、最初は、「いきなりのアフリカ人の登場」に戸惑いを隠せなかったようですが(笑)、だんだんと馴染んできて、タンザニアやエチオピアの暮らしや食生活、キリマンジャロ山などについて、たくさん質問をされていました。
 ウグイスの鳴き声を聞きながらの茶摘み。とても癒されました。

 貯まってきたら日陰に移動させます。
 最終的に、この日は、40キロ以上摘んで終了しました !




 ゼミ生たちが作業したと思われる茶畑。寒冷紗がきちっと被せられていました。


 茶摘み終了後、木野さんファミリーの皆さんと一緒にお弁当をいただきました。「おふくろの味」の卵焼きも !
 少し休憩して、煎茶工場と、(抹茶の原料となる)碾茶工場を見学させていただきました。

 木野園の皆さま、大変お世話になり、どうもありがとうございました。


セレマンさんは、タンザニアの「動物のお医者さん」です。「犬の気持ち」がわかるそうです。