茶畑活動日誌 5/2

高橋
 5/2(土)、僕ともう一人のゼミ生で、京都府三重県との県境付近にある南山城村の「お茶の木野園」に行ってきました。

 そこは、季節柄もあり、とても緑の豊かなところで、普段僕らの暮らしている地域では感じることのできないものがありました。

 駅からは車で木野園まで連れて行っていただきました。


 木野園に着いてから作業が始まるまでに少し時間があったので、木野正男さん(以下「木野さん」と略)に煎茶をいただきました。
 その煎茶は、香りも、今まで飲んできたものとは違うし、本当に口の中に味と香りが広がって、「いいお茶とはこのことを言うのだな」と思いました。
 お茶をいただいている時に、木野さんに、
「なぜお茶づくりを始めようと思ったのですか」
とお聞きしました。
 木野さんは、
「最初はサラリーマンをしていたが、平凡な生活が嫌だったから、京都で、日本で指折りの農家になってやろうと思い、お茶を始めた。もう40年しているが、自分の仕事には誇りとプロ意識を持ってしている。去年より今年、今年より来年という高い意識を持つようにしている。その結果として、いろんなことで地域に貢献することができたらいいと思う。」
と仰ってました。
 お話の中で特に印象的だったのは、
「平凡な生活が嫌でお茶づくりを始めた」
というところ。
 サラリーマンとして一生を終えるのではなく、大きいことに挑戦したいということでした。
 今でもその挑戦心は変わらず、常に良いお茶の葉を作り続けるという意識を持つ、木野さんという人を鮮明に表した言葉だなと思い、とても印象的でした。

 その後、活動のため移動しました。
 車で移動して少しすると、お茶畑に着きました。

 そこは視界が開け、緑が溢れて、とてもきれいなところでした。


 すぐに活動が始まりました。
 活動の主な内容は、寒冷紗と呼ばれる黒いネットをお茶の葉の上にかけていくというものでした。

 この寒冷紗には洗濯バサミかいくつか付いています。寒冷紗だけだと風などで飛ばされてしまうため、洗濯バサミをお茶の枝に挟んで固定するために使います。


 また、かけていく最中に枯葉などがあると、商品になったときに良くないので、取り除いていきます。


 一つの区画が終わり、別の区画に移動する際に、最近植えられたお茶の樹を見ました。
 「これが他のものと同じサイズになるには4年ほどかかる」
と言われました。
 自分は「半年くらいかな」と思っていたので、成長にはずっと時間がかかるのだなと感じたことをよく覚えています。

 ここでも寒冷紗をお茶の葉にかける作業をしました。今日は1日中この作業していましたが、茶畑の数は今日の作業分では到底終わらないほどありました。
「どれくらいあるのですか?」
と訊ねたところ、
甲子園球場一つ分くらいはある」
と言われ、とても驚きました。


 今回の活動はこれで終わりです。
 次に行く時はまた違うことをさせていただけると聞いているので、次もまた精一杯頑張ろうと思います。




山縣
 5月2日(土)、私たちは京都府南山城村のお茶の木野園へ行き、茶畑での作業を手伝わせていただきました。

 この日の天気は快晴で、日光に照らされてキラキラと輝く一面の茶畑はとても清々しくきれいでした。

 木野さん宅に到着すると早速、木野園で摘んだお茶でできた煎茶をいただきました。
「渋いっ!」
私は一口目を飲んだときそう感じました。
 今まで飲んできたお茶と全く違い、味がぎゅっと濃縮されているようで、茶畑の活動を通してその渋みの中にあるおいしさを存分に味わえるようになりたいと思いました。


 この日の活動は、前回木野園に来たグループに引き続き、お茶にネットをかけていく作業をやらせていただいました。
 ネットでぐっとお茶を抑えることでお茶に適度なストレスがかかり、旨みが出てくるそうです。
 また日光を遮ることによりお茶の葉はぐんぐん成長し、色も黄緑色から濃い緑色へと変わっていくと聞きました。

 気温が高く、中腰で作業な上にとても広大な茶畑なのでなかなか大変だったのですが、初めてお茶作りを手伝わせていただいたワクワクで、あっという間に時間が過ぎて行きました。

 木野さんは、以前サラリーマンをやっておられ、その生活は平凡なものであったらしく、そこから日本でも屈指の茶農家になってやると一念発起し、お茶の栽培を始められたそうです。
 茶農家としての生活を始められて40年、誇りとプロ意識を持ち続けてお茶をつくっている、と語っていただけました。


 お茶の栽培には非常に手間がかかるようで、土壌の善し悪しから、苗を植えていく向き、肥料の量や成分など、多くのことに注意してしっかり丁寧に手をかけていくことでやっと、美味しいお茶が出来上がるそうです。


 茶畑の中に、プロペラのついた電信柱のようなものがあったのですが、これも茶葉に霜が降らないようにするための配慮で、気温が一定以下になると自動で回りだす設備だそうです。

 この日の作業を終えると、木野さんがほうじ茶カプチーノを淹れてくださいました。
 甘みがあってとても美味しく、お茶のいい香りもしてほっと一息つくことができました。
 木野さんは
「昔のように、家族みんなで食卓を囲んで一緒にお茶を飲みながら語り合う時間をつくってほしい。」
とおっしゃられていました。
 とても素晴らしい思想だと思います。
 その思いを少しでも叶えることができるよう、これからも誠心誠意活動させていただきたいと思います。