茶畑活動日誌 5/30

山本
 5月30日(土)、ゼミ生3人で木野園にお手伝いに行きました。
 私は2回目の訪問でした。
 1 回目の時は、雨天により午前中までの活動となりましたが、今回はそれとは打って変わって天候にも恵まれ、1日暑い日が続きました。
 月ケ瀬口までは、前回よりスムーズに行けるようになりました。
 月ケ瀬口に着くと、何度見ても、「景色がきれいだなぁ」と感じます。

 着替えを済まして作業開始。
 木野さんと西口さんと、福本さんと一緒に行いました。
 前回とは違う場所で、「龍谷の茶畑」での作業でした。
 4年前からあるのだそうです。
 私たちの大学の畑があるなんて、知らなくてびっくりしました。

 寒冷紗という、茶畑の上にかぶせてある黒いシートをはずしていきました。
 まず、両側に付いてある、黒いシートと、茶畑を固定している洗濯バサミを取っていきます。
 それが終わると、黒いシートの両端を持って、半分にたたんでいきます。
 そしてまた、それを半分に折りま す。
 このとき、シートの重なりをきれいに合わせるのが難しかったです。
 重なりをきっちり合わせるか合わせないかで、そのあとの丸めていく作業のやりやすさが変わってきます。



(みんなで寒冷紗を引っ張っている様子)



 寒冷紗を巻く道具で息をあわせながらクルクルと巻いていきます。
 福本さんによ ると、昔は、最初の4分の1まで折りたたむ作業はなかったそうで、初めから巻く道具で巻いていたそうですが、最近になって改良されたのだそうです。



(巻いていく様子)




(巻き終わるとこのような感じ)


 寒冷紗を取り外せたところから、木野さんたちが茶刈り機「ななこ」で茶を刈っていました。
 時間が経つとまた色が悪くなってしまうので、寒冷紗を取るのと並行して刈らなければならないそうです。



(茶を刈っている様子)

 隣には、小さい茶の木がありました。
 私たちが見慣れている茶畑になるまでに、3年ほどかかるそうです。
 茶の木の周りの雑草を丁寧に抜いていきました。
 手で押さえて、茶の木も一緒に引っこ抜かないようにします。
 土が太陽の光を反射させるのか、暑さが体力を奪っていきます。
 この暑い環境の中で毎日作業している木野さんたちのことを考えると、言葉にもな りません。
 私たちよりも断然体力も集中力もありました。




(小さい茶の木)

 茶畑での作業を終えると、次は茶刈機で刈った茶葉をコンテナに入れる作業をしました。

 袋いっぱいに入った茶葉はすごく重くて、持つのにも一苦労でした。
 袋をあけると、すごくさわやかな香りがしました。
 あたり一面はコンテナにぎっしり詰まった茶葉がたくさんあって、私が前回寒冷紗をかぶせた茶葉もどこかにあるのだろうと考えながら眺めていました。

 昼食を食べて休憩を挟みました。

 午後の初めの作業は巻き終えた寒冷紗の整理でした。
 倉庫に身長以上にたくさん積まれた寒冷紗を奥になおしていきます。
 みんなで流れ作業をしながら片づけていきました。
 「普段は、人数が少ないとなかなかできない」とおっしゃっていたので、少し役に立ててうれしく思いました。

 それが終わると午前中に作業した茶畑へと移動しました。
 先ほどの作業と同様、また寒冷紗を折りたたみ、巻く作業をしました。
 手順が分かってきたのもあり、午前中よりてきぱきと動けた気がします。
 茶畑全体を見渡すと、前回行った寒冷紗をかぶせる前の茶葉の色より、今回の寒冷紗を取り外した後の茶葉の色の方が、緑の色が濃くて深い色だなと感じました。


 コンテナの空きがなくなったために、茶刈はできなくなったので、みんなでまだ小さい茶の木の周りに生えている雑草を抜きました。
 雑草を抜かないと、養分も雑草にとられてしま います。
 雑草はなかなか枯れないのだそうです。
 白のビニール生地を突き破って雑草が生えていて、なんか「雑草の強さ」的なものを感じました。
 このような作業は、機械ではできないことだし、茶の木のすぐそばの小さい雑草なんかは目を凝らさないと分からなかったりもするので、集中してみていきました。
 この作業が、これからの成長に大きく左右するので、一つの仕事に大きな重要性を感じました。
 この日の作業はこれで終わりました。



 帰ってからも、自転車などで、田んぼや野菜を栽培している畑の横を通ったりすると、「あぁ、あそこも雑草抜いたり、私にはわからない手間や作業がされているのだろうな」と思うようになりました。
 茶畑で実際作業をして新しく生まれた感情です。
 生産者の気持ちを理解するのって、なかなか簡単なことじゃないなと思いました。





 5月30日土曜日、ゼミ生3人で木野園を訪れました。
 この日も天気が良い日で、月ヶ瀬口に着くとやはり緑豊かな風景を前に深呼吸が気持ちよかったです。
 月ヶ瀬口には木野さんの息子さんが迎えに来てくださり、僕はご一緒するのが初めてでしたが、とても優しい方で、この日の活動についてお話しいただきながら木野園に向かいました。


 この日はなんと、『龍谷大学』の茶畑での活動でした。『龍谷大学』の文字を見つけて感動しましたが、雨風にやられてボロボロでした。新しい看板を作らないといけませんね。


 前回もお世話になった西口さん、福本さんが先に作業をされていて、
「さあ今日も頑張るよ!こっちきて」
と早速作業開始です。

 まずはじめは、茶葉を刈るために寒冷紗を外すという作業でした。
 前回同様に、寒冷紗を固定するために茶畑についている洗濯ばさみを外していくわけですが、ここの茶畑はなかなかの傾斜で、また背が高い僕にとっては足元の作業は少し大変でした。

 洗濯ばさみを外し終えると、みんなで横一列になって寒冷紗をしまうために畳んでいくのですが、タイミングや風に煽られたりで、これがなかなか難しかったです。


 寒冷紗を外して、巻き終えたくらいに乗用型摘採機『ななこ』が登場しました。
 茶葉を刈ったあとの袋詰め、運搬は力仕事で、女の子には難しく、今回は僕がずっと乗らせてもらいました。

 貴重な経験なので、女子にも乗れる機会があればいいなと思います。

 ある程度刈り終えて休憩の時間に、ロープで囲われている小さい苗木を見ました。
 今年の春に植えたもので、大きくなるまでに3〜4年ほどかかるそうです。
 お茶の種類は「さみどり」。甘さが特徴だということです。
 しかし残念なことに、さみどりという品種は、その甘さが原因で、鹿の被害にあうそうです。
 近くの木々には鹿の角によってつけられた傷がありました。
 木野さんも悩まれていました。

 ちなみに龍谷大学の茶畑の種類は「おくみどり」といい、さみどり同様に『てん茶』に適した品種だそうです。

 この日はなかなかの暑さだったので、お昼休憩を長めにいただきました。

 それから西口さんと福本さんに呼ばれて、寒冷紗が山積みの倉庫に着きました。
 それを片付けるというので、ものすごい数の寒冷紗の数に苦笑いでした。
 みんなで一列に並び、リレーしながら黙々と運びました。とても汗かきました。
「みんながいてくれたて良かった」
と笑顔の西口さんと福本に、僕たちもお役に立てて良かったなと笑顔になりました。


 その後は、午前と同じく、龍谷大学の茶畑にて茶刈りをしました。
最後の1時間は、先ほど紹介したさみどりの苗木の周りに生えている雑草を抜いていくという作業でした。
正直地味でとてもしんどい作業でしたが、これも美味しいお茶を作るためにかかせないことなので、残っている力を振り絞って抜きました。

 この日の作業はこれで終わりました。

 次回の活動までなかなか日があいてしまいますが、苗木の成長を楽しみにしていきたいと思います。


中村
 今回のお茶刈りでは人数が3人ということもあり、とても仕事量が多く大変でした。
 まず駅に着くと木野さんの息子さんが迎えにきてくださいました。
 その後はいつものお茶畑に向かいました。
 今回の作業は寒冷紗を外す作業とお茶を刈る作業でした。

 わたしたちが今回作業をするお茶畑のエリアは「龍谷の茶畑」といって、東日本大震災が起こった2011年3月から伊達ゼミが育て始めたお茶の木です。
 しかし、「ほとんどの世話は木野園がしている」と言われていました。

 「約3年でこのような立派なお茶木になる」と言われていました。


 寒冷紗をとる作業では、西口さんと福本さんと一緒に作業を行い、二回目のお茶刈りということもあり、以前よりも寒冷紗の巻き方が上達したのでは、と実感しました。

 まだ植えられたばかりのお茶木の周りに生えている雑草の草取りも行いました。
 周りに雑草が生えてそのままにしておくと栄養や水分がその雑草などにもっていかれてしまい、お茶木がうまく育つことができないと言われていました。
 雑草の取り方にもコツがあり、お茶の木の近くに生えている雑草を抜く場合には、そのお茶の木を持ち、雑草を抜く時に一緒に抜けないようにするのがコツだと言われていました。



 そしてその他の作業としては、寒冷紗を小屋に詰める作業を3人プラス西口さん福本さんの計5人で行いました。
 結構な力作業で、
「若いもんがおるとすぐに終わるなぁ」
と西口さんが言われていました。
 何か少しでもお役に立てているんだなと実感し、嬉しくなりました。
 なぜ寒冷紗をお茶畑に置いておかず、小屋にしまうのかと聞いてみたところ、寒冷紗が盗まれてしまうからと言われていました。
 すごくのどかなところなので、そのようなことがあることに少し驚きました。


 木野さんに、木野園の成功秘話についてお聞きしたかったのですが、今回は3人ということもあり長時間作業していて、聞くタイミングを逃してしまったので、次こそはぜひ木野園の成功秘話についてお聞きしたいなと思いました。

 名前を覚えてもらっていて嬉しかったので、木野さんだけでなく、西口さんや今回はおられなかった小川さんとも、作業を通していろいろなお話ができればなと思っています。