茶畑活動日誌 6/6

寺岡

 今回はゼミ生4人で行きました。
 この日は曇り空で午前中は軽い雨が降ったりやんだりの繰り返しでしたが、午後からは腫れていい天気になりました。

 月ケ瀬口の駅へ着くと木野さんの娘さんが迎えに来てくださっていました。
 木野さんの家につき、荷物をおいて着替えを済ませ、今回は前日に雨が降っていて茶畑の足場は悪く、お茶の葉には露がついていて服がびしょびしょになってしまうので、カッパと長靴をお借りしました。

 今回私たちが作業した場所は、私が5月6日に寒冷紗をかぶせる作業をした場所でした。
 寒冷紗をめくると小さくて黄緑色をしていた若葉が濃い緑色のしっかりした大きな葉に成長していて、少しうれしくなりました。


寒冷紗をかぶせる前



寒冷紗を巻きとった後


 午前中は寒冷紗を巻き取る作業をしました。
 初めにお茶の枝に取り付けているピンをすべて取り除き、寒冷紗を巻きやすいように折りたたんでいきます。
 この作業は前回もやったことがあったので、スムーズにできました。


 前日の雨で葉にはたくさん水滴がついていて、このままではお茶を刈ることができないので、近くの木の枝を折って水をはらい落とす作業をしました。


 しかしこれだけでは完全に水を落とすことができないので、風を送る機械で一気に落としていきました。

 お茶狩りを終え、工場に戻りコンテナにお茶を詰める作業をしました。

 これも前回やったことのある作業で、難なく終えることができました。


 お茶を詰め終えたコンテナ


 お昼休憩をはさみ、午後は初めに寒冷紗を倉庫にしまう作業をしました。

 4人で列になって流れ作業で積み上げていきました。
 大きいサイズの寒冷紗は少し重く、何度も持ち上げたりしていると腕がつりそうになりました。


 寒冷紗を積み上げている様子

 寒冷紗をしまってからは、再び午前中作業した茶畑で、寒冷紗をまきとる作業をしました。

 この日、私も寒冷紗を巻くのに挑戦しました。
 巻き始めはするすると巻き棒を回していけたのですが、巻き付く量が増えるにつれて巻き棒のハンドルは重くなり巻くスピードも遅くなってしまいました。
 今まで誰かが巻いているのを見ていた時は「簡単そうだな」と思っていましたが、実際すごくしんどかったです。
 しかし、ゆっくり巻いていたので、きれいに寒冷紗を巻きとることができました。

 5月はひたすら寒冷紗をかぶせる作業、6月は寒冷紗を巻き取って成長したお茶の葉を刈る作業、次に木野園に行くのは7月になるので、どんな作業をするのか楽しみです。


前川
 今日は2回目の茶畑参加でした。
 前回の茶畑活動で事故があったことを聞いていたので、正直、木野さんに顔をあわせるのは少し気まずかったです。
 2度目の活動でしたが、1回目と同様に朝から曇り気味の天気で涼しくて過ごしやすい印象でした。
 茶畑についてすぐに木野さんに会いに行くと、元気な顔で会ってくださいました。まだ茶畑には出られないとのことでしたが、とにかく無事な様子で安心しました。
 木野さんが自分のことよりゼミ生の心配をしてくださっていることに感謝しつつ、少し申し訳ない気持ちでした。

 今日は、寒冷紗の巻き取りを行いました。
 重ねるように半分に折ってから巻き取り機を使って巻きました。
 寒冷紗は長いものだと数十メートルにもなるので、折らずに一から巻いていくとずれの問題と時間がかかるそうです。
 後から聞くと、この方法で行ったのは今回が初めてだったそうです。
 午前は一気に10面ほどめくりましたが、いつもはそんなにめくったりしないそうです。
 寒冷紗によって直射日光を遮り、渋味の元になるカテキンの含有量を減らし、旨味の元になるテアニンを増やす。
 これが寒冷紗をかぶせる目的です。
 しかしめくってから長い間太陽に晒すと、茶葉の色が濃く鮮やかな緑色から、薄く淡い黄緑色になってしまいます。
 こうなってから収穫すると、出来上がりの色が悪くなってしまい、価格も下がるので、気を使うそうです。
 この日は朝から曇り空で雨の雫が茶葉に残っていたので、乾かす目的も含めて多くめくりました。
 収穫は乗用型摘採機で行いました。
 収穫されていく過程を見ていると、確かに、伊達先生がお茶は「(摘むではなく)刈る」とおっしゃった意味がわかりました。

 ブワーという吸引する音とエンジンの音が混じり合ってお茶園に響き渡るのが印象に残っています。

 午後からの活動では、摘採機での収穫をお手伝いさせていただきました。
 後ろから摘採機について歩いて、収穫袋が茶葉でいっぱいになったら変える作業を行いました。
 大体1/3くらい刈ったところで袋の交換をしましたが、露で濡れていることもあって、一つの袋が4kgから5kg位の重さになるので、変えるのに少し苦労しました。

 最後の方では、摘採機の後ろに乗せていただくこともできました。
 摘採機のキャタピラは前に短く後ろに長いので、前のめりになってしまうとすぐに転んでしまうということでした。
 なので、茶の縁が前のめりの坂に差し掛かるときは摘採機の後ろのほうに体重をかけるようにして、転倒を防ぎます。
 前回の教訓をふまえて、重心には最新の注意を払いながら収穫を続けました。


 第2回目の茶畑は、雨上がりの涼しい気候に恵まれ、暑さに苦しむことなく終えることができました。