茶畑活動日誌 6/14


 今回はゼミ生5人で茶畑活動に行ってきました。
 午前午後ともに草引きのお手伝いをさせて頂きました。

 そもそも「草引き」とは、茶樹の周りに育っている雑草を丁寧に抜いていくことです。
 良い茶畑になるには欠かすことの出来ない活動です。

 午前中に行った茶畑はまだまだ成長段階のものでした。
 驚いたのが、茶畑の間にはジャガイモやキャベツが植えてあったことです。
 西口さんになぜ野菜も植えているのか聞いてみると、土地の有効活用だとおっしゃっていました。
 お茶と野菜を同時に育てるという発想が面白かったです。

 草引きという作業自体は単純だけれども、長時間活動してみたら体力的に大変で苦労しました。
 草引きをするときに気を付けることは、茶樹の根の部分に雑草が生えていることがあるので一つ一つ見て作業をすることです。
 大変だけれど、草引きをしていると夢中になって、時間があっという間に過ぎていきました。



 午後から活動をした茶畑は元々、木野さんものじゃなく友人から頼まれて引き取ったものだとおっしゃっていました。
 広い茶畑だったので草引きを全部することは出来ませんでしたが、精一杯お手伝いさせていただきました。
 頑張ったあとに飲んだお茶は、普段飲んでいるお茶より何倍も美味しく感じました。

 いつもお世話になったときに頂く焙じ茶は香ばしい香りがするし、後味がさっぱりしているのでとても飲みやすく、美味しいです。
 そもそも「焙じ茶」とは、番茶を褐色になるまで焙煎したものです。
 一般に一番茶の遅い時期の葉を原料にするのが上質らしい。

 お家に帰ってから、先日木野さんから頂いた新茶を淹れて飲みました。

 香りがとっても爽やかで、「うま味」と「苦み」というより「渋み」があって、美味しかったです!

 商品の裏側の名称には「煎茶」と記載されていました。
 煎茶を調べるうちに、昔と現在では煎茶の意味の違いに気付きました。
 昔は煎じたお茶、またはお茶を煎じること。
 現在では摘み採った生葉を蒸して酸化酵素の働きを止め、葉を何段階にも分けて揉みつつ、乾燥させながら、針状に形を整えて作ったもの。
 煎茶の仲間に「深蒸し煎茶」があり、名前の通り煎茶よりも蒸す時間を2〜3倍長くしたものです。
 それよりも長く蒸したお茶は「特蒸し茶」と呼ばれているそうです。

 お茶にも様々な種類があって、遮光するかしないか、蒸す時間の違いで味や香りがこんなにも変わることが分かりました。
 茶畑活動と同時に、お茶の種類についても勉強していきたいと思えた活動でした。



平井
  6月14日、2回目の活動に行って参りました。
 この日は男子1人女子4人で訪れました。
 朝は曇り空で始まりました。
 お茶を刈る作業は前日に終わったため、残念ながらお茶を刈る作業はできませんでした。
 この期間に一番茶の収穫が終わったわけですが、一番茶と二番茶では価格は倍ほど変わるそうです。


今回はほぼ一日中西口さんにお世話になりながら、新しい茶の苗や茶の葉の周りの雑草抜きをしていきました。
 雑草抜きとはいっても、お茶の今後の育ちを左右する大事な作業です。


まず午前中は、植えてまだ根と葉が少しだけ育った状態のお茶の苗の周りの雑草を抜いていきました。
 ただの草だけでなく、根や葉っぱがたくさん栄養を含み大きく育ったものや、小さな実がなっている草など、抜いているものだけでも種類がありました。
 ふと茶畑の遠くのほうを見ると、収穫が終わり、すっかり様子の変わった茶色の景色が広がっていました。
 みんなで少しずつ休憩をはさみながらその作業を繰り返しました。
 お茶の苗を育ててる列と列の間に大きな葉っぱが連なっているところがありました。

 そこでなんとジャガイモも一緒に育てているそうなのです。

 他にも作業をしている間にキャベツやゴボウのような根も見つけたので、お茶をはじめ様々な植物や農産物にとってこの土の栄養が良いということがはっきりと分かりました。

 休憩の時に西口さんも、
「土に化学飼料などが混ざって、年々お茶の味に影響が出てきてしまうところもあるけど、ここ木野茶園は土など環境がしっかりとしていて、ずっと変わらない。だから今でも、おいしくて価値も高いお茶がつくれる。」
と話してくださいました。
 西口さんは、木野園に来る前はバスの運転手をしており、木野さんと出会い今ここで一緒に働いているのだということについても話してくださいました。


昼食を済ませ、ハピとアビとも会ってリフレッシュし、昼からは少し離れた場所に車で移動し、茶の葉周辺の雑草抜きをしていきました。
 別の農家さんから、事情により、「ここの茶園の面倒も見てほしい」と頼まれたそうで、現在、木野さん達の育てる茶園の面積がさらに増えているそうです。


 天気も回復し、午後の雑草抜きは、暑さと蜘蛛との戦いでした。
 一列にいろいろな種類の蜘蛛の巣があり、それをかき分けながら進めていきました。
 茶の葉の間からところどころ伸びているツルも抜かないといけません。
 根元からしっかり抜けたら成功です。
 抜けたと分かるようないい音がなります。
 再び休憩も挟みつつ、4時までこの作業を繰り返しました。

今回の作業をしながら、西口さんから木野園のお茶の美味しさが保たれるわけと、その土を守ってきたことを教わりました。
 そしてここで働く皆さんが愛情と誇りをもってここのお茶を育てているということも、今回西口さんと話して改めて感じました。
 収穫などお茶のその後の工程にまだ携わっていないので、次回お茶が出来上がるまでのプロセスについても詳しくお話を聞き、また、実際に経験したいと思います。



藤野

 6月14日(日)、3回目の木野茶園訪問だった。
 この日の時点で木野さんの茶畑の一番茶狩りはほとんど終了していた。
はじめに私たちが向かったのは、まだ育てている最中の「龍谷大学の茶畑」だ。
 そこでお手伝いに来ている西口さんと一緒に草引きをした。
 一つ驚いたのが、お茶が植えてある列の間にジャガイモが植えてあるのだ。
 雑草とジャガイモを間違えないように気をつけながら作業をした。

 真ん中にあるのがジャガイモ。


 休憩中に西口さんについて色々お話を伺った。
 西口さんはもともとバスの運転手をされていて、定年退職を迎えてから木野さんの茶畑を手伝うようになったそうだ。
また、この辺以外にも奈良の方にも茶畑が広がっていて、お茶作りが盛んに行われているそうだ。
 最近はお茶の値段は下がっているらしい。
 しかし、木野園は、契約している問屋がお茶を買ってくれる為、それほどダメージはないそうだが、他の茶園は厳しい状況がつづいているそうだ。


 お昼からは車で5分程走った少し離れた茶畑での草引きだった。
 この茶畑は今まで作業していたところよりも斜面が急で立つのもやっとだった。
 この茶畑はもともと他の茶農家さんがお世話していた茶畑なのだが、お世話をする人が居なくなってしまったため、木野さんが面倒を見るようになったそうだ。
 この日はたまたま京都府議会議員の方が木野さんを訪問されていた。
 その方はこの前までイタリアのフレンツェに行って木野さんのお茶や日本の文化を紹介しに行っていたそうだ。
 改めて木野さんのお茶が評価されていて、期待されているのかを感じた。