茶畑活動日誌〜龍谷の茶畑で

 6月19日(日)と25日(土)・26日(日)、早朝から南山城村の茶畑に行ってきました。
 19日は、ゼミ生2人でした。雨が降ったりやんだりでしたが、お茶刈りのための、ネットの取り外し作業をしました。雨だったので写真はとれませんでしたm(_ _)m

 25日と26日は、今年の3月に幼木を植えた「龍谷の茶畑」と、去年植えた畑の周りの草刈りをしました。







【Yくん】 生い茂った雑草は苗木の養分を吸い取りますが、刈った雑草はやがては肥料となり、苗木に養分を与えます。生命循環?を学んだ気がしました。
 茶は苗木を植えて摘めるようになるまで3年以上かかります。
 私たちの代でこのお茶を摘むことはできませんが、今回の草刈りを含め、今後の活動が未来の伊達ゼミの肥やしとなればいいなと感じました。


【Oくん】 午前中は龍谷の茶畑での作業。草が生えないようにと、前1・4回生の方々が敷きつめたサトウキビの下から、茶樹の背丈を超す大きな草がたくさん生えていました。
 茶樹は一度おこしてしまうと、もう一度植えつけることは難しく、植え替えができません。
 植えつけて3ヶ月の茶樹よりも雑草のほうが根が強いので、茶樹のまわりの草を抜くときは茶樹を押さえながら草を引かないと、茶樹ごと抜けてしまいます。
 一見単純に見える草とりですが、意外と技のいる仕事でした。

 午後からは一番茶で使ったネットの片づけ作業でした。
 一番茶の刈り取り作業は24日に終わりました。ネットを巻き取る棒を使っても、一枚のネットに4人かがり。手間のかかる作業でした。
 来週から7月に入り、さらに暑くなりますが、木野さんや西口さんもがんばっておられるので、自分たちも暑さに負けずに作業をして、南山城村の茶農家さんと深い関係を築きたいと思っています。


【Kくん】「龍谷の茶畑」の草刈りをした。草が生えてこないようにいろいろと工夫がされていましたが、それでもいっぱい草が生えてきていた。
 暑いなかで延々と作業をした。毎年、茶農家さん達がこういう作業を繰り返し行うことによって良いお茶が作られているんだなと実感しました。

【Mくん】 茶畑の草むしりを1日中しました。
 最初に龍谷の茶畑。軍手と鎌を借りての作業でしたが、雑草が大きく育っていて、根が張っているところや土が固いところは、抜くが大変でした。
 まだ茶樹が育ってませんので、雑草の中から茶樹を見つけるのに苦労しました。抜いた雑草は、茶樹の周りにそのまま置いておいておきます。こうすると、抜いた雑草が肥料になるだけでなく、新しく生えてくる雑草を上から押さえつけることと、雑草にあたる日光を遮ることで雑草が生えてくるのを防ぐ効果があります。
 その後は別の茶畑の手入れをした。やはり雑草が大きく成長しているところは抜くのに苦労しましたが、茶樹が大きく成長しているところは、葉をかき分けて雑草を見つけなければならなかったので、茶葉を傷つけないようにするのが大変でした。
 作業は3時過ぎに終了しました。
 炎天下の中、急斜面での作業はとてもしんどい。
 草むしりだけで終わったのは残念でしたが、こういった作業もいい茶葉を作るのには不可欠な作業なのだと思いました。