台風19号と米崎りんご

 東海新報10月13日付の記事より抜粋


台風19号、気仙に14日最接近か リンゴ農家など被害対策
14日に台風が最接近するとみられる気仙地方では12日、大荒れの天気を警戒するリンゴ農家や漁業者が被害防止の対策に追われる姿がみられた。
              ・・(中略)・・
 リンゴの生産が盛んな陸前高田市では12日、リンゴ農家が台風接近前の収穫を急ぐなど、できる対策に追われた。昨年も同時期に発生した台風による落果被害が著しかったことから、農家は「今年もか」と今から頭を抱える。
 このうち米崎町の菊池司さん(65)夫妻は、熟期となったジョナゴールドの取り残し分を収穫。「もう少し置けば、もっときれいに色づくんだが…」と話すが、昨年は10月16日に気仙地方へ接近した台風の影響で実がほとんど落ちてしまったことから、この日のもぎ取りを決めた。
 「ふじは贈答用のウエートが高い品種で落果するとどうにもならないが、もぐにはまだ1カ月半ほど早い」と菊池さん。自然災害の前には取れる対策もほとんどなく〝お手上げ〟の状態だ。「昔は台風が来るなんて10年から15年に1度の話だったのに、近年は毎年。来年は防風施設をつけようかと考えている」と、複雑な表情を見せた。
 また、海上の大しけが見込まれる中、大船渡市の大船渡魚市場周辺の岸壁には、水揚げを終えたサンマ船がそのまま停泊して警戒を強めていた。小型漁船の所有者が係留ロープを結び直すなど、早めの対策をとる姿も見られた。

 昨年10月の台風被害についてはこちらのブログ記事(岡嶋レポート)、国際ボランティア団体NICEめいさんのレポートを参照。




 養殖設備や仮作業場は大丈夫だったのでしょうか....。
 心配です。