南山城村 茶畑日誌 7/12

池田
 7月12日、ゼミ生6名で活動させていただきました。

 この日は天気も良く風もあり、とても気持ちの良い日でした。

 午前中は、男女に分かれて別々の茶畑で活動させていただきました。

 茶畑へ移動してからはまず、お茶の木を覆っている寒冷紗の洗濯バサミをはずしていき、巻き取り、乗用型摘採機「ななこ」でお茶の葉を刈り取っていく作業をしました。
 この日作業をさせていただいた茶畑は、一筋がとても長く、乗用型摘採機で一筋 刈り取ると、茶葉を入れる袋が8袋もいっぱいになってしまうほどでした。(1袋に生葉10キロも入るそうです)

 午前中はこの作業を繰り返し行い、6筋、刈りとることができました!!

この写真ではわかりにくいですが、長すぎて端っこが見えませんでした


 午前中の休憩のときに、茶畑のいたる所にあったこの扇風機のようなものが何か気になったので、質問させていただいたところ、これは、冬や春先にお茶の木に霜が降りないようにするための機械だそうです。

 乗用型摘採機もそうですが、木野さんのお宅で見せていただき機械の数々には本当に驚くものがとても多かったです。


 お昼の休憩を挟み、午後からは午前中の続きをしました。
 木野さんに指示していただいていた数だけお茶の葉を刈り取り、その後はみんなでまた別の茶畑へ移動し、今度は草を刈り取る作業をしました。
 なるべく根っこから抜いたり、切ったりすることを心掛けて行いました。
 鎌を使わせていただいたのですが、なかなか切れ味が良く、私はちょっと怖かったので慎重に扱っていましたが、鎌を使うのがとても上手なゼミ生もいて、とても驚きました。

 ここで今日の作業は終了しました。

 今シーズン、私が参加させていただく活動はこれが最後でしたが、この茶畑での活動は、普段はなかなかすることのできない体験や、味わうことのできない環境、毎回違う発見がありました。
 とても特別な時間となりました。
 これまでをしっかり振り返り、次へつなげていけるようにしていきたいと思いました。
 まだ、他のゼミ生が活動へ行かせていただく予定なので、注目していきたいなと思いました。


大屋
 7月12日。6名(男4名、女2名)で参加させていただいた。
 自分にとって一か月ぶりの参加となった今回の茶畑活動。
 今回で7回目の南山城村だが、7月に入ったこともあり、これまでとはレベルの違う暑さにとても苦しむ1日となった。

 今日は、午後の最後の作業まで男女分かれての作業となった。
 木野さん宅の裏の茶畑で二番茶のネット掛け。
 二人一組になって次々にネットを掛けていく。
 こちらの茶畑は茶畑コンサートの会場のすぐ後ろでもあったため、コンサートの様子を思い出しながら作業を続けた。

 昼からの作業も、別の場所でのネット掛けの作業。
 この場所は5月上旬に寒冷紗掛けの作業を行った場所の近くだったことから、前回との変化を気にしながらの作業を心掛けた。
 前回と比べて気になったのが雑草の多さ、そして結露の影響か茶葉が生えてこない場所も。
 作業を止めながら雑草を抜いていくのに多くの時間を要した。
 今回は、その雑草の多さの原因を聞くことが出来なかったので次週しっかりと聞いておきたい。

 1日で4か所でのネット掛け作業を行った。
 共に作業をした西口さんに作業を行ったそれぞれの茶畑の場所の位置を確認したが、やはり南山城村の地理は難解。
 デジカメのGPS機能に頼りっぱなしだ。

 そして、最後に女子と合流し雑草を刈る作業。
 こちらの茶畑は奥まった場所に位置しており、圧倒的に雑草が多い。
 鎌を使いながら雑草を刈っていく。
 久保ちゃんがきれいにつるを抜くことに成功したので、写真をパシャリ。

 今日の作業はこれまで。
 木野さん宅に戻ると、アビちゃんが最後の最後で出迎えてくれた。
 壺のような物のスペースの中に、すっぽり入ってぐったりしていた。
 疲れた私達を癒してくれてありがとうアビちゃん。

 来週の19、20日の週末で今季最後の茶畑活動となる。
 4月に南山城村を訪れたのがついこの前のように、あっという間にこの時期まで来てしまった。
 私は20日の活動に参加予定である。
 木野さんをはじめお世話になった方々への感謝の気持ちを込めて活動に挑みたい。

 そして日本茶検定に向けて、ついにテキストを購入。
 茶畑活動でも、まだまだお茶についての知識が欠けていることも自覚しており、この機会にしっかり知識を身に付けたい。
 大学で未だに資格を1つも取れておらず、就活に向けて何か一つ資格をとっておきたいという気持ちもある。
 先生の言われた通りに、教科書の新品の匂いを嗅いで勉強開始。
 10月の検定に向けてコツコツ勉強を進めていく予定だ。

 目指せ1級合格!