神戸市内の本屋さんでは、このコミックが山積みされています。
復刊されたそうです。
主人公と同様、私も、阪神・淡路大震災の後、東京から神戸に移り住みました。
また、登場人物に「伊達ゼミ」「伊達先生」が。(もちろん、私や私たちではありません)。
なので、自分のことのように読むことができました。
来年1月17日は、阪神・淡路大震災から20年。震災直後の『AERA』の臨時増刊号のタイトルは「レンズが泣いた」でした。神戸出身のTV局のリポーターは、「これが、本当に、あの三ノ宮駅なのでしょうか....」と声を震わせていました。
よく言われるような、
「阪神・淡路大震災から東日本大震災へ」
ではなく、
「東日本大震災から阪神・淡路大震災へ」×「阪神・淡路大震災を知らない大学生」
という視点で、
『神戸在住』をもう一度読み直してみようと思います。
「阪神・淡路大震災を知らない若い世代が東北の被災地を訪れ、阪神・淡路大震災があったことをあらためて知らされる」という視点。
この世代が、今、何を考えていて、何ができるのかという視点。
そして私自身についても問い直してみようと思います。
東北の方々にも、ぜひ観ていただきたいです。